こんにちは、せみけんです。
2016年5月13日は、そーせいグループ(4565)の本決算発表でしたね。
そーせいホルダーではない私でもそーせいグループの決算は気になるところでした。何といっても2016年の新興市場けん引役ですからね。
個人的には、バイオの評価ができる腕は持ち合わせていないのですが、平成29年3月期のEPS775.07円は悪くないんじゃないでしょうか。Allergan社との契約一時金や販売マイルストンもあり将来が楽しみです。
(引用元:そーせい 決算短信 平成28年3月期)
決算短信を読んでいて、世界有数の製薬会社と提携していることの記載があり、世界の製薬企業の売上と提携先の位置づけを改めて調べてみました。2014年版のデータですが、赤枠で囲っているところが、そーせいグループとの提携先です。
2014年世界製薬企業の売上ランキング (単位$1MM)
(引用元:http://www.pmlive.com/top_pharma_list/global_revenues)
提携先には、ノバルティス、ファイザー、アストラゼネカと一流企業が並んでいます。トップ10で4社のメガファーマと提携していますね。ファイザーは出資もしています。
シンジケートローンを金融機関と締結していることもそーせいを評価できるポイントだと思います。ほとんどのバイオベンチャーは、有利子負債がゼロです。金融機関も収益が上がらないことには、返してもらうあてがないのでローンをつけるのが難しいです。
保守的な金融機関がローンを付けるということは、そーせいにはそれなりにしっかりとした研究開発の裏付けがあるということですね。
世界の一流企業も認めるベンチャー企業があり、今後も楽しみです。ホルダーではないですが、これからもウォッチしていきたいと思います。