イオン 冷凍野菜2商品を自主回収 細菌混入のおそれ

イオン 冷凍野菜2商品を自主回収 細菌混入のおそれ
k10010520301_201605140201_201605140203.mp4
流通大手のイオンは、原料の野菜に食中毒を引き起こす細菌が混入したおそれがあるとして、冷凍野菜の2つの商品を自主的に回収することを決めました。会社によりますと、この細菌は熱を加えると死滅するということで、健康被害の報告は入っていないとしています。
イオンが自主回収を決めたのは、自社ブランドで販売している冷凍野菜の「グリーンアイ オーガニック ミックスベジタブル」の賞味期限が6月14日から7月4日までの商品、それに「グリーンアイ オーガニック グリーンピース」の賞味期限が6月4日と17日の商品です。全国にあるイオングループの1800店舗で販売していて、出荷量は合わせて20万パックに上るということです。
会社によりますと、これらの商品に使われている野菜を出荷したアメリカの食品メーカーは、食中毒を引き起こすリステリア菌が混入したおそれがあるとして、アメリカ国内で自主回収を進めているということです。
リステリア菌は熱を加えると死滅するということで、イオンでは、これまでに健康被害の報告は入っていないとしています。
相談窓口の電話番号は、フリーダイヤル0120-054-845で、日曜日を除く午前10時から午後5時まで受け付けています。