EO -解放せし機械、その心は人のままに-

作者 臣樹 卯問

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戦争と管理社会と説明

 カクヨムに限らないのだろうが、SFと言えばバトルや戦争。ありがちだ。そこに管理社会の要素。ありがちだ。脳化人。ありがちだ。

 さらには引用しよう。
> 早春の虫の音が鳴るものの、それがかえってこの地区の夜間の静けさを強調している。
> つまり高い塀に囲まれた箱庭は、今日もいつもと変わらぬ平穏な夜を迎えたという事である。

 これは、「平穏な夜を迎えた」ということを何回繰り返して書いているのだろう。文字数でみるなら、10回繰り返している。ただそれだけの文字列だ。それ以外の、それ以上の意味はそこには存在しない。
 この作において、同じようなことがいったい何回あるだろう。

 ありがち、繰り返しを一つ書くごとに、評価は★で10個ずつ減っていく。一個ずつではない。なのだから、このレビューに付随する★も、マイナス何千、何万という数になる。
 それでも★1つとしてレビューしているのは、いわば問題提起としてだ。
 それはSFなのかを自問して欲しいという問題提起としてだ。この作の著者に対してだけではない。「SFを読む、SFを書く」というすべての人への提起だ。