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ぼんやりとした

死ぬまで生きる

ラップに抵抗感があった僕が初心者におすすめしたい日本のHIPHOP25選

 

はじめに

 

HIPHOPと聞くと、悪そうな奴はだいたい友達というフレーズと共に何となくダサいのではないかという印象をずっと持っていて、高校に入るまで全く聴いたことがなかった。

そんな僕がいまや高校生から大学生の現在まで飽きることなく聴き続けている。HIPHOPが本当に大好きになった。

初心者におすすめなんて書くのは日が浅い自分にはおこがましいかもしれないが、HIPHOPは知れば広い。飽きない。これが好きになるきっかけとなってくれれば嬉しい。

 

※今回はラップに抵抗感がある人を対象に考えているので、厳密にはヒップホップの曲ではないものも含まれる。また新しめの曲を意識して入れている。

 

 

ラップの存在感

まずHIPHOPといっても個人的には抵抗があるのではないかと思う。HIPHOPは積極的に他のラッパーとremixを作っている。そのためか他ジャンルでもラップで参加していることがあり、気軽にラップに触れることが出来る。

 

椎名林檎「流行」


椎名林檎 - 流行

 

椎名林檎の「流行」。RYMESTERのmummy-dが参加している。椎名林檎の歌は間違いなく良いのだが、負けず劣らずmummy-dのラップにかっこいい。ラップもかっこいいじゃんと思える一曲。

 

BASEBALLBEAR「the cut」


Base Ball Bear - The Cut -feat. RHYMESTER-

こちらもRYMESTERが揃って参加している。変わらずmummy-dのラップがかっこいい。バンドの音にも違和感なくラップがのっていて聴きやすいと思う。

 

jポップ的なHIPHOP

こちらは一歩進んで全てラップの曲を紹介する。jポップ的と言うのは自分でもよくわからないが、とにかく聴きやすいということ。jポップを聴いているノリですっと入れるはず。

 

RIP SLYMEPOPCORN NANCY」


RIP SLYME「POPCORN NANCY」

 

なんだかんだラップには触れていたが、HIPHOPを聴くには至らないという時に好きになったのがRIPSLYME。キングギドラの「公開処刑」ではKダブシャインにディスられるのだが、そのアンサーはpvの最後にあっさりと触れただけ。いわゆるHIPHOP界隈とは交わらず、しかし良質で楽しいHIPHOPが聴ける。

 

no body knows+ 「ココロオドル」

 


ココロオドルnobadyknows+

2chでも有名なココロオドル。タイトル通りノリノリなラップで心踊れる。

 

 

HIPHOPの幅広さ

HIPHOPは多彩でありおなじHIPHOPと言えど、聴いてみればもはや別世界だということがたびたび起こる。

HIPHOP全体を好きにならなくてもこれは良いと思える作品があるかもしれない。

ここでは広く様々なHIPHOPを紹介する。

 

AKLO「RGTO」


AKLO "RGTO" feat.SALU, 鋼田テフロン & Kダブシャイン

 

フリースタイルダンジョンにも出演している般若が曲で「時代はやっぱりSALUとかAKLO?」とラップしていたこともある程、数年前から日本のHIPHOPの中心といえる存在。最近は静かめだが。いわゆるHIPHOP的なかっこよさを持っていると思う。

 

SALU「In My Life」

 

先ほど紹介したAKLOとともにメインという感じ。こちらはどちらかというとよりゆるい。そしてPVに出演する女の子が可愛く豪華でずるい。玉城ティナとか小松菜奈とか。

 

tokona-x「知らざあ言って聞かせやSHOW」

もう亡くなっている。昔の方だが好きなので入れた。今聴いても新しい。

 

PUNPEE「お嫁に行こうよ」


お嫁においで 2015 / 加山雄三 feat. PUNPEE

加山雄三のお嫁に行こうよをリミックスした曲。PUNPEEの独特でゆるいラップが良い。聴いてて多幸感ある。

 

DAOKO「水星」


DAOKO 『水星』 Music Video[HD]

大好きな曲。他の方がtofubeatsを紹介していたのでこれはDAOKOのものを。DAOKOはこれから有名になりそう、ってかなってほしい。

 

 

Nujabes 「Feather」

 

亡くなっている方だが、こちらも大好きなので入れる。もはやHIPHOPなのか?というサウンドと英詞のラップが良い。

 

creepynuts「合法的トビ方のススメ」

 

フリースタイルダンジョンに出演中のR-指定とDJ松永のユニット、creepynutsの曲。

今のHIPHOP界隈へのDISとともに曲としても完成度高い。

 

djみそしるとmcごはん 「白和え」

 

めちゃゆる〜って感じ。聴いててにやけてくる。Eテレの番組にも出演していてそちらでは毎回新しい曲やっている。そちらも完成度高し。

 

 

GOMESS 「人間失格

 

ラップが自己表現の手段というのがHIPHOPの魅力の1つであると考えているのだが、これはその魅力がいっぱい詰まっている。自閉症のGOMESSは、だからこその詞を書いている。

 

泉まくら 「balloon」

 

普通の女の子がラップするというのがキャッチコピーの泉まくら。鬱屈とした感じが好き。

 

remixの楽しさ

HIPHOPの魅力の1つとしてremixがあるのは間違いない。ラップに必要なのはマイクだけ。remixの曲が積極的に作られている。 

 

KEN THE 390 「真っ向勝負」

 

これがHIPHOPだ!!!!どーん!!!という曲。縦ノリガンガンって感じで気持ち良い。

 

韻踏合組合 「一網打尽」

 

韻踏合組合の一網打尽のリミックス。今回の高校生ラップ選手権では決勝ビートにも選ばれた。これも縦ノリで沢山の人がラップをしてて飽きない。

 

DISさえ楽しい

 

ただの喧嘩であれば、眉をひそめるだけだがHIPHOPであればBEEF(DIS曲)として昇華され1つのコンテンツとなってしまう。

 

Zeebra 「Die By The Beef」

 

zeebraのRAUDEFに対するアンサー。無名のラッパーが有名どころのDISをすると売名だとか少し大人げない態度のアンサーをしばしば見かけるがこれは流石の一言。これだけ聴いてもかっこいい。

 

seeda的を外し続ける退屈な主張」

 

片手間で仕上げたと思われるGUINNESSのDISに対するアンサー。ぐうの音も出ない程ボコボコにしている。バカにした笑いが怖い。

 

 

アングラ感

HIPHOPといえばアングラで悪いんだぞ〜という印象があり、そこからダサいという感情も生まれていたように思う。しかしながらそこから他のジャンルにはない、らしさと良さも感じられるように思う。

以下厳密にはアングラではないのもあるかもしれない。

 

KOHH「Living legend」

 

間違いなくHIPHOPでいま一番勢いがあるkohh。最新の海外のラップを取り入れ、引き寄せ的な率直で繰り返される言葉にグラっとなる。

 

KANDYTOWN, IO 「We & 4Ever U」

 

最近多分キテいるkandytownのメンバーIOのソロ・アルバムから。

全体的におしゃれ感溢れている。雰囲気だけで曲が成り立っている。

 

yentown,killa「seven sinners」

 

自分のアングライメージはこんな感じという曲。捕まらないことを祈る。

ラップも良いが、chakizuluのビートが素晴らしい。

 

OMSB 「黒帯」

 

黒人とのハーフ。日本語のラップ。黒帯も良いのだがアルバムの全体の完成度が高い。

 

 

KID FRESINO 「Special Radio」

 

若い。22歳らしいのでこれからが楽しみなので入れた。

 

 

終わりに

 

以上で終わる。まず曲の一部がラップのものから始まり、段々とHIPHOPに慣れ、深められるように並べたつもりだ。25選というタイトルだが25曲で収まっているかは不明。

 

ラップがなぜこんなに好きなのか考えると、色々浮かびすぎてもうよくわからない。好きすぎてやばい。はてなブックマークに初心者におすすめの25選というエントリが載った。納得がいかず、自分も書きたくなってしまった。

 

今はフリースタイルダンジョンもやっているのでラップ自体に抵抗がある人は少ないかもしれない。ただ、mcバトルを見ても音源を聴くまでいかないという話も聞く。

はじめにでも書いたように、これがきっかけとなってくれれば嬉しい。まあきっかけとなるほど人が見るかは謎だ。見てくれなかったら寂しいが泡沫ブログだからね、仕方ないね

ともあれ見てくれた方はありがとうございました。 

 

 

ネタ元

www.miyachiman.com

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enter101.hatenablog.com