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最終更新:2016年5月13日(金) 6時0分

東京五輪招致で仏検察声明 “2億2300万円振り込み”で捜査

東京五輪招致で仏検察声明 “2億2300万円振り込み”で捜査

 東京オリンピックの招致をめぐり、フランスの検察当局は、日本の銀行からIOC=国際オリンピック委員会の有力者側におよそ2億2300万円が振り込まれていたとして捜査を始めたと発表しました。

 フランス検察は、東京での開催が決まった前後の2013年7月と10月に、日本の銀行から、IOCの委員で国際陸連の会長だったディアク氏の息子が関係する銀行口座に、合わせて280万シンガポールドル、日本円でおよそ2億2300万円が振り込まれていたと発表しました。

 振り込みの名目は「2020年 東京五輪招致」だったということで、フランス検察は、汚職などの疑いで捜査を開始しました。

 東京オリンピック招致に絡んでは、1月にも世界アンチドーピング機関の第三者委員会が、「日本側が国際陸連などにおよそ5億円の協賛金を払ったとの証言がある」と指摘していました。(13日01:38)

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