NATOの迎撃ミサイル運用開始にロシア反発
NATO=北大西洋条約機構のミサイル防衛システムの一環で、アメリカの地上配備型の迎撃ミサイルの運用が初めて始まったのに対し、ロシアは対抗措置を取る考えを示すなど、強く反発しています。
NATO=北大西洋条約機構のミサイル防衛システムの一環としてアメリカは、ルーマニア南部のデベゼルに関連施設の建設を進め、12日、地上配備型の迎撃ミサイルの運用が初めて始まりました。
現地では、NATOやアメリカ政府の関係者らが出席して、記念の式典が行われ、NATOのストルテンベルグ事務総長は「弾道ミサイルの脅威は本物だ。このシステムは、私たちの安全を守るために不可欠なものだ」と述べました。また、ロシアがミサイル防衛システムに反発していることを念頭に「これは自衛のためのもので、ロシアに向けられたものではない。この場所からロシアのミサイルを迎撃することはできない」と強調し、理解を求めました。これに対し、ロシア大統領府のペスコフ報道官は地元メディアに対し、「ミサイル防衛システムの配備はロシアにとって脅威だ。安全を確保するための措置を取る」と述べ、何らかの対抗措置を取る考えを示しました。
アメリカは、13日にポーランドでも地上配備型の迎撃ミサイルの関連施設の建設を始めることになっていて、今後、ロシアがさらに反発を強めることも予想されます。
現地では、NATOやアメリカ政府の関係者らが出席して、記念の式典が行われ、NATOのストルテンベルグ事務総長は「弾道ミサイルの脅威は本物だ。このシステムは、私たちの安全を守るために不可欠なものだ」と述べました。また、ロシアがミサイル防衛システムに反発していることを念頭に「これは自衛のためのもので、ロシアに向けられたものではない。この場所からロシアのミサイルを迎撃することはできない」と強調し、理解を求めました。これに対し、ロシア大統領府のペスコフ報道官は地元メディアに対し、「ミサイル防衛システムの配備はロシアにとって脅威だ。安全を確保するための措置を取る」と述べ、何らかの対抗措置を取る考えを示しました。
アメリカは、13日にポーランドでも地上配備型の迎撃ミサイルの関連施設の建設を始めることになっていて、今後、ロシアがさらに反発を強めることも予想されます。