米軍元高官 今こそ核兵器廃絶の行動を
オバマ大統領の下でアメリカ軍の制服組のナンバーツーを務め、現在は核兵器廃絶に向けた活動をしているジェームズ・カートライト氏が12日、スイスで開かれている国連の作業部会で講演し、「核兵器がテロリストの手に渡らないとは言い切れず、核の脅威は今なお人類における問題だ」と述べ、今こそ核兵器廃絶に向けた行動を起こすべきだと呼びかけました。
スイスのジュネーブでは、アメリカなどすべての核保有国が欠席するなか、核兵器廃絶に向けた法的措置などについて検討する国連の作業部会の2回目の会合が開かれていて12日、ブッシュ政権とオバマ政権でアメリカ軍の統合参謀本部、副議長を務め現在は核兵器廃絶を求めてNGOの代表として活動しているジェームズ・カートライト氏が講演しました。
この中でカートライト氏は「核兵器がテロリストの手に渡らないとは言い切れず、核の脅威は今なお人類における問題だ」と述べました。そのうえで、カートライト氏は「自国の安全保障だけでなく、『地球規模の安全保障』という考え方が必要だ。核兵器をゼロにする確実な解決策はないがいろいろな人たちが協力することが重要で、現状を変えるため、今が変化を起こす時であり、行動すべき時だ」と述べ、核兵器廃絶に向けた取り組みを呼びかけました。
この中でカートライト氏は「核兵器がテロリストの手に渡らないとは言い切れず、核の脅威は今なお人類における問題だ」と述べました。そのうえで、カートライト氏は「自国の安全保障だけでなく、『地球規模の安全保障』という考え方が必要だ。核兵器をゼロにする確実な解決策はないがいろいろな人たちが協力することが重要で、現状を変えるため、今が変化を起こす時であり、行動すべき時だ」と述べ、核兵器廃絶に向けた取り組みを呼びかけました。