リーダーの資質
昨日、リーダーに関する記事を書きました。
結局、うちのチーム、おとなしいんですよ、ボク以外。
で、リーダーもおとなしい。食事のときも、みんな静か、ボク以外。
キャラクターなんですかね、リーダーに向いてるかどうかって。
で、先日、この記事が大ヒットしました。
同じチームの話です。
おとなしくてITスキルの弱いメンバーに、ホントいろいろ教える日々です。
リーダーを相手に指示しまくってます。だって、そうしないとチームが動かないんですもん。
ところで、研修旅行の宴会での出し物の話をしました。
ダンスも
実は、これだけではなく、ダンスも練習しなくちゃならないんです。
そのための動画の編集と、その曲のカラオケをCDに焼かなくちゃいけない。
ですが、上記に載せたように、メンバーにはITスキルはゼロに近いわけです。
なので、動画編集やシンセサイザー、CD制作もボクの仕事になっています。
役割分担というよりも、ボク以外誰もできないので、選択肢が無い状態です。
リーダーでは無いボクがチームのコントロールをし、それに必要な買い出しもボクがし(だって他のメンバーだと間違って買ってくるんだもん)、そして制作もボク。
他の人は、ほぼ、「手伝い」状態。リーダーもです。
完全に理想とは真逆の状態。
これ、仮にボクがマネージャーだと仮定すれば、マネジメントに失敗してます。
ボクがリーダー兼マネージャーになってしまっていて、かつ、各種重要スキルもボクしか持っていないので、他の誰もできない。
必然的にチームの雰囲気はボクに主導権が移ってきます。
それをボクは必死で食い止めているわけです。
別にボクがやりたくないという意味では無く、本来の形に戻したいだけなんです。
つまり、ホントのリーダーがチームを率いて、メンバー全員が自主的に参加する形です。
大局観
昨日もリーダーがとある部材をハサミで切っていました。ボクの指示でした。
そのとき、3分割してはいけないモノを3分割に切ってしまったんです。
それは、考えてみれば3分割してはいけないことは明白なんですが、彼はただ単に目の前のモノをそのまま切ってしまったんですね。
つまり、何のためにそれをやっているかという考え無しに、単なる作業をしたわけです。
他のメンバーも似たところはあるんですが、彼はリーダーです。
リーダーなのに、自分がやっていることの全体像が見えていない。大問題です。
ボクは言いました。
「作業をするな。仕事をしろ。」
まさに、ドラッカーの有名な三人の石工の話ですよ。
いまボクは、そんな環境で戦っています。
レベルは低いですが、ポジティブに考えれば、伸びしろがあるとも言えます。
マネージャーという役割を与えられたわけではないですが、そうなったつもりでやっています。
これを読んでいるみなさん。
仕事は、目の前の作業が目的ではありません。
それは、もっと大きな目的のための手段です。
それを思いながら仕事をこなしてみてくださいね。
そうすれば、ワンランク上の充実がやって来ますから。