トランプ氏指名獲得確実で論説委員が紙面食べる
不動産王のトランプ氏が共和党の大統領候補の指名を獲得することになれば、執筆したコラムの紙面を食べると宣言したアメリカの有力紙の論説委員が、トランプ氏の指名獲得が確実になったことから約束通り、新聞紙を食べる姿を公開しました。
アメリカの有力紙ワシントン・ポストの論説委員、ダナ・ミルバンクさんは、去年10月に執筆したコラムで「偏狭で女性蔑視の発言を繰り返すトランプ氏を共和党の有権者が選ぶはずがない」と批判したうえでトランプ氏が指名を獲得することになれば、コラムが掲載された紙面を食べると宣言しました。英語では、前言を撤回することを「前言を食べる」と表現します。
今月、トランプ氏が共和党の指名獲得を確実にしたことを受け、ミルバンク氏は12日、ワシントンのレストランが用意した新聞紙を材料にした特製のコース料理を食べる姿をインターネットで公開しました。料理は、刻んだ新聞紙をまぶしたタコスや、新聞紙で包んで揚げた白身魚のフライなどで、苦笑いを浮かべながら食事を楽しんだミルバンクさんは「新聞紙は頑張ってもなかなか飲み込めないが、トランプ氏の言動はもっと飲み込めない」と話していました。
今月、トランプ氏が共和党の指名獲得を確実にしたことを受け、ミルバンク氏は12日、ワシントンのレストランが用意した新聞紙を材料にした特製のコース料理を食べる姿をインターネットで公開しました。料理は、刻んだ新聞紙をまぶしたタコスや、新聞紙で包んで揚げた白身魚のフライなどで、苦笑いを浮かべながら食事を楽しんだミルバンクさんは「新聞紙は頑張ってもなかなか飲み込めないが、トランプ氏の言動はもっと飲み込めない」と話していました。