韓国がまたしてもOECD最下位、「共同体指数」って何?=韓国ネット「周りのみんながライバルだから…」「共同体なんて程遠い」

2016年4月11日 15時20分 (2016年4月14日 00時01分 更新)
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9日、韓国・東亜日報によると、OECDが調査した「共同体指数」で、韓国が調査対象国中最下位だった。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はソウル。(Record China)

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2016年4月9日、韓国・東亜日報によると、経済協力開発機構(OECD)が調査した「共同体指数」で、韓国が調査対象国中最下位だった。

昨年5月にOECDが発表した「より良い生活指数(Better Life Index)」の「共同体指数」によると、OECD加盟国とロシア、ブラジルを含む36カ国の中で韓国が最低だった。

「共同体指数」は「困ったとき近所の人や友人などの社会的ネットワークの支援を受けることができる」と回答した人の割合だ。

韓国人は72%が「支援を受けることができる」と答えた。全体平均の88%より16ポイント低かった。

1位のアイルランドは96%、日本は89%で25位だった。

OECDは「経済成長率だけでは社会を正しく評価できない」という理由で2011年から毎年5月に「より良い生活指数」を発表している。この指数には「共同体指数」をはじめ、「生活と仕事のバランス」「安全」「2極化指数」など複数の指標が含まれている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「競争だけあおって、協力することを教えないから、共同体指数が最下位でもおかしくない」
「周りのみんながライバルだから、他人がうまくいっていると嫌な気持ちになる。共同体なんてない」

「インターネット上の書き込みを見てみろ。共同体なんて程遠い」

「97年のアジア通貨危機以降、このような雰囲気になってしまったと思う」
「私が子どものころは、近所の家族とも仲が良く、隣の家に子どもを預けることも普通だった。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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