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山里亮太、天狗になっていた自分を止めてくれた初代マネージャーの方法を語る「怒らず、ただひたすら失望し続ける」
2016.05.12 (Thu)
2016年5月11日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、2006年・2007年に天狗になっていた自分を止めてくれた、初代マネージャー・片山勝三氏の方法について語っていた。
山里亮太:天狗を解消するのに、一番必要なもの。それは、「近くに、自分が心から尊敬できる人がいること」なのよ。もう、その人以外は止められないの。
その人以外に怒られても、「そんな怒るような人はいいや」って突っぱねたら、どんどん、どんどん天狗はデカくなるから。
僕は、2006年、2007年くらいにこの天狗病になっていた時に、ラッキーだったのは、そういう人がいてくれたのよ。それが、初代マネージャーで現在はスラッシュパイルの社長・片山勝三。僕のイベントを今、全部やってくれるプロデューサー。
この人がいてくれて。また、この人が天狗の止め方がむっちゃくちゃ上手いのよ。牛若丸ですな、平成の。これが凄いのよ。
たしかにね、軽快だもんね(笑)昔、一緒に風俗行く時とか。跳ねるように行ってたから(笑)「山ちゃん、ここは個室ビデオって思いきや、途中で女の子が入ってきて、手でやってくれるって噂あるぜ」なんて言って、一緒にピョン、ピョンって行って。
「遅ぇなぁ、勝っちゃん」ってガラって開けたら、弁慶くらいの仁王立ちで手コキしてもらってる、みたいな(笑)そんなことがあったんだけど(笑)だから、牛若丸ですよ、俺の中で勝っちゃんは。
それで、「スタッフさんにそんなこと言うのおかしいよ!直しなさいよ!」なんて言われたら、「いや、勝っちゃん、何が分かんだよ」って。本当に、天狗は自分のことを凄い高く評価してるから、怒られても「いや、本当に見えないんですよ」って反発しちゃうの。
でも、勝っちゃんはめちゃくちゃ上手いの。ひたすら俺の目の前で、俺のことで失望し続けるの。「山ちゃん、聞いたわ…」「どうしたんですか?」「山ちゃん、『見えないっすね』とか言った?」「まぁ、はい」「うわぁ、ショックやわぁ。いや、エエねん。山ちゃんもでも、普通の人と一緒やねんな。うわぁ、それもショックやわ。山ちゃんって、本当に凄いって、マネージメントに手を挙げて、一緒にいて『凄いなぁ、凄いなぁ』って毎日思ってたのに、結構、普通のこと言うんやな」って。
「山ちゃん、『これ、面白いっすか?』って言った?」「まぁ、言いましたね」「どんな時に言ったん?」「商店街歩いてて、しずちゃんがフレッシュなトマトを食べて、その後にカンペで『山里さん、わさび丸かじり』って出たんで、『これ、面白いっすか?』って」
「山ちゃんくらいの人でも、その面白さを見逃すようになってしまったんや…」「いや、勝っちゃん、そうじゃなくて…」「いや、エエ、エエ。山ちゃん、謝らんでエエ。だって、しょうがないわ。山ちゃんももう、普通の人やもんな。普通の人やから、そうなるわ。でも、昔だったら山ちゃん、センスめっちゃあったから、『しずちゃんがフリになって、自分が一番美味しかった』とか、気づいてくれてたのにな。俺の好きやった山ちゃんは、そうやったけどなぁ…うん、うん…」っていう(笑)
これ、横でずーっと1時間くらい(笑)スゲェショック受けて、しかも目に涙を浮かべながら、「俺の山ちゃんがなぁ…どうしてん、山ちゃん」って。それで、謝るからね。「俺がちゃんと一緒にいてあげられて、横で確認できたら良かったけど。俺のいない間に、そんなに…」っていうのがあって、そこでもう一発終了。
それで、次の時の収録で、スタッフさんに「この前はすみませんでした。僕、勘違いしてました」っていう風になったわけ。いや、危なかったよ。そういう人が近くにいてくれた幸運というか。そのお蔭で、今、なんとか…「なんとか」って言っても、そんな偉そうなもんじゃないけど、ちゃんと立ち直れたっていうか。
危なかったよ、あのまんまだったら、俺は。
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山里亮太:天狗を解消するのに、一番必要なもの。それは、「近くに、自分が心から尊敬できる人がいること」なのよ。もう、その人以外は止められないの。
その人以外に怒られても、「そんな怒るような人はいいや」って突っぱねたら、どんどん、どんどん天狗はデカくなるから。
僕は、2006年、2007年くらいにこの天狗病になっていた時に、ラッキーだったのは、そういう人がいてくれたのよ。それが、初代マネージャーで現在はスラッシュパイルの社長・片山勝三。僕のイベントを今、全部やってくれるプロデューサー。
この人がいてくれて。また、この人が天狗の止め方がむっちゃくちゃ上手いのよ。牛若丸ですな、平成の。これが凄いのよ。
たしかにね、軽快だもんね(笑)昔、一緒に風俗行く時とか。跳ねるように行ってたから(笑)「山ちゃん、ここは個室ビデオって思いきや、途中で女の子が入ってきて、手でやってくれるって噂あるぜ」なんて言って、一緒にピョン、ピョンって行って。
「遅ぇなぁ、勝っちゃん」ってガラって開けたら、弁慶くらいの仁王立ちで手コキしてもらってる、みたいな(笑)そんなことがあったんだけど(笑)だから、牛若丸ですよ、俺の中で勝っちゃんは。
それで、「スタッフさんにそんなこと言うのおかしいよ!直しなさいよ!」なんて言われたら、「いや、勝っちゃん、何が分かんだよ」って。本当に、天狗は自分のことを凄い高く評価してるから、怒られても「いや、本当に見えないんですよ」って反発しちゃうの。
でも、勝っちゃんはめちゃくちゃ上手いの。ひたすら俺の目の前で、俺のことで失望し続けるの。「山ちゃん、聞いたわ…」「どうしたんですか?」「山ちゃん、『見えないっすね』とか言った?」「まぁ、はい」「うわぁ、ショックやわぁ。いや、エエねん。山ちゃんもでも、普通の人と一緒やねんな。うわぁ、それもショックやわ。山ちゃんって、本当に凄いって、マネージメントに手を挙げて、一緒にいて『凄いなぁ、凄いなぁ』って毎日思ってたのに、結構、普通のこと言うんやな」って。
「山ちゃん、『これ、面白いっすか?』って言った?」「まぁ、言いましたね」「どんな時に言ったん?」「商店街歩いてて、しずちゃんがフレッシュなトマトを食べて、その後にカンペで『山里さん、わさび丸かじり』って出たんで、『これ、面白いっすか?』って」
「山ちゃんくらいの人でも、その面白さを見逃すようになってしまったんや…」「いや、勝っちゃん、そうじゃなくて…」「いや、エエ、エエ。山ちゃん、謝らんでエエ。だって、しょうがないわ。山ちゃんももう、普通の人やもんな。普通の人やから、そうなるわ。でも、昔だったら山ちゃん、センスめっちゃあったから、『しずちゃんがフリになって、自分が一番美味しかった』とか、気づいてくれてたのにな。俺の好きやった山ちゃんは、そうやったけどなぁ…うん、うん…」っていう(笑)
これ、横でずーっと1時間くらい(笑)スゲェショック受けて、しかも目に涙を浮かべながら、「俺の山ちゃんがなぁ…どうしてん、山ちゃん」って。それで、謝るからね。「俺がちゃんと一緒にいてあげられて、横で確認できたら良かったけど。俺のいない間に、そんなに…」っていうのがあって、そこでもう一発終了。
それで、次の時の収録で、スタッフさんに「この前はすみませんでした。僕、勘違いしてました」っていう風になったわけ。いや、危なかったよ。そういう人が近くにいてくれた幸運というか。そのお蔭で、今、なんとか…「なんとか」って言っても、そんな偉そうなもんじゃないけど、ちゃんと立ち直れたっていうか。
危なかったよ、あのまんまだったら、俺は。
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