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アメリカのオバマ大統領が、広島を現職のアメリカ大統領として初めて訪問することを受けて、韓国に居住する韓国人被爆者は、アメリカに謝罪と補償を求めるとしています。
韓国原爆被害者協会の成洛亀（ソン・ラクク）会長は11日、聯合ニュースとの電話インタビューで、「理事会を開き、オバマ大統領に求める協会の立場を決める。広島平和公園にある韓国人慰霊碑に献花して謝罪することに加え、補償まで求めることを考えている」と述べました。
1945年に広島と長崎に原爆が投下されたことによる韓国人の被爆者は、およそ7万人と推定され、このうち、現在把握されている韓国国内の生存者はおよそ2500人、平均年齢は82歳となっています。
彼らは、今も後遺症に苦しんでおり、毎月、韓国から10万ウォン、日本から30万ウォンの支援を受けながら、困難な生活を続けています。
一方、別の被爆者団体の「原爆被害者およびそのこどものための特別法推進連帯会議」は、「アメリカと日本政府が韓国人被爆者に謝罪したことや、責任を認めたことはなかった」と指摘し、オバマ大統領が広島を訪問した際に、日本人被爆者に謝罪しない方針を示したことについて、「韓国は日本の被害国で原爆被害まで受けており、日本とは異なる。オバマ大統領は、今からでも韓国人被爆者に謝罪すべき」と述べました。

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在韓被爆者 「米国に謝罪求める」

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