こんにちは。
ライフコーチの松江よしひこです。
あなたはトライアスロンに興味はございますか?
私はやりませんが、観るのは好きなんですね。
興味がなくても、5月14日(土)に行われる世界トライアスロンシリーズ横浜大会エリートの部は観に来ても損はしないと思います。
オリンピックのメダル候補が出場する大きな大会です。
山下公園前の海からスイムでスタートし、バイク、ランで順位を争います。
フォトジェニックな横浜の街でのんびりスポーツ観戦。
オススメですよ。
世界トライアスロンシリーズ横浜大会情報サイト|YOKOHAMA TRIATHLON Website
さて、今回のテーマは「好きなことや趣味を仕事に変える具体的な方法」です。
あなたは今の仕事に満足されていますか?
2015年に厚生労働省が行った『雇用の構造に関する実態調査』では、68.1%の人が仕事の内容に満足もしくは、やや満足と回答しています。
正直、この数字は意外だなと感じています。
もっと低いものだと思っていました。
それでも、満足できない人がいるのことも事実です。
私自身は、満足度とは関係ないのかもしれませんが、組織という風土が肌に合いませんでした。
それで、独立してコーチングの仕事を始めました。
コーチングは好きで好きでしょうがない仕事です。
以前の私のように「好きなことを仕事にしたい!」と思っている人はたくさんいると思います。
転職や起業をしようかなと思ったのをきっかけに、コーチングに興味を持つ人が多いのも事実です。
そこで今回は、好きなことや趣味を仕事にしたいけど、実際どうすればいいのか?という疑問に、コーチという立場でお答えいたします。
1. この世界におけるあなたの機能・役割について考える
私のコーチングでは、人間は生まれた時点で何かしらの機能や役割を持っていると考えます。
よく、「自分探し」という言葉を耳にします。
けれども、大事なことは生きる意味を探すのではありません。
どうやって世界にコミットしていくか?
これを常に考えてください。
まずは下の図を見ていただけますでしょうか。
「機能・役割」そして「趣味」という二つのフォルダがあります。
例えば、仮にあなたがアウトドア大好き人間だとします。
釣り、カヌー、トレッキング、サーフィン、スノーボード、ヨットなどいろいろありますよね。
それらを仕事にしたいと思ったら、まずはこの世界におけるあなたの「機能と役割」を考えてください。
世界中では環境破壊がどんどん進んでいます。
そこであなたは、「世界中の人々に自然の大切さを教える」という機能・役割を思いついたとします。
そうしたら、上に挙げた釣りやカヌーなどのアククティビティーが、「機能・役割」フォルダと「趣味」フォルダのどちらに収まるのがふさわしいか考えてみましょう。
すべてが「趣味」フォルダに収まってしまえば、あなたの好きなアクティビティーは仕事になる可能性が低いと思われます。
もし、サーフィンが機能・役割フォルダにふさわしいと思ったら、それを軸に仕事を創り出すことが可能になります。
例えば、ひどく汚染が進んでいる海を中心に波乗りをして、それでフォトエッセイを作るというアイディアが浮かんでくるかもしれません。
ファッションが大好きという女性が「発展途上国の女性の地位を向上させる」という機能・役割を思いついたとします。
私もファッションに興味があります。
私だったら、貧しい発展途上国の女性アスリートのためのユニフォーム基金を設立するかもしれません。
2. まずはアウトプットから始める
「機能・役割」フォルダに収まった好きなことが、あなたの未来を創り出します。
ここで、大事な注意点がひとつ。
それは、機能と役割、そしてその中に収まるものはいつでもチェンジしていいということです。
ゴールがあってこそコーチングは意味をなすのですが、そのゴールは下げさえしなければどんどん更新して構わないのです。
これだ!というものが見つかったら、それに関する情報をどんどんアウトプットしてください。
アウトプットすることで、さらに思考が深まります。
思考が深まれば、ゴール側の世界に臨場感を持つことになります。
その臨場感のある場所が、あなたが求めていたコンフォートゾーンなのです。
実際、成功する人は皆、アウトプットする力に長けています。
それは文章力や見せ方という意味ではありません。
自分が発する情報が、どのように人々の役に立つかを考える力です。
以上がコーチング理論に基づいた「好きなことや趣味を仕事に変える具体的な方法」です。
丁寧にこのステップを繰り返していけば、誰でも一生のターニングポイントを作りだせると私は確信しています。
あなたも、未来の成功に自信ではなく確信を持ってください。
確信こそが一歩踏み出すエネルギーになります。