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社民党首、民進に合流打診=反対論強く難航必至

2016年5月12日(木)18時55分配信 時事通信

 社民党の吉田忠智党首が民進党の岡田克也代表に両党の合流を打診していたことが分かった。民進党幹部が12日、明らかにした。吉田氏としては夏の参院選前の合流を模索しており、近く岡田氏と会談して正式に提案したい考えだが、社民党内には反対論が強く、意見集約は難航必至だ。
 社民党は12日午前の常任幹事会で、参院選への対応を協議した。席上、吉田氏は「状況は極めて厳しい。民進党との合流も選択肢として考えられるのではないか」と提起。今月末に全国の代表者を集めた会議を開き、意見を聴くことを確認した。吉田氏が記者団に明らかにした。
 吉田氏の提案に関し、社民党のベテラン議員は「参院選前の合流なんかできるわけがない」と反対する考えを強調。同党は合流構想に関し、「常任幹事会では、そのような提案や決定は行っていない」と否定するコメントを書面で発表した。
 一方、民進党幹部は12日、「両党首間で非公式に合流の話をしている」と明かした上で、「まだ相手側の意見がまとまっていない」と説明。同党の蓮舫代表代行は記者会見で、合流について「政策の一致が大前提だ」と指摘した。 

















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