はあちゅう流・彼氏選びの条件は恵比寿在住!? デキる女の睡眠管理術

慶應大学在学中に“カリスマ女子大生ブロガー”として大きな注目を集めたはあちゅうさん。当時、女子大生2人で「クリスマスまでに彼氏をつくる」をテーマに立ち上げた期間限定ブログは1日に47万PVを集め、のちに書籍化もされるヒットに。また、企業スポンサーを募ってタダで世界一周旅行を敢行するプロジェクトも大きな話題を呼びました。

 

現在はブログで情報発信をしながら、作家活動を行い、会員限定のオンラインサロンも主宰するなど多方面で活躍中。そんな多忙な彼女はどのようにして1日のスケジュールやりくりし、自分の夢を実現させてきたのでしょうか?その秘訣は自身の“睡眠管理”にあったのです。

「寝ないこと」がかっこいいと思っていた学生時代

 

「寝ないこと」がかっこいいと思っていた学生時代

2008年、女子大生だった頃に協賛スポンサーを得て世界一周旅行を実現したはあちゅうさん。彼女は70日間で世界14カ国を周りました。しかし、そのバックパッカーの旅は想像以上に過酷だったそう。

 

「砂漠の中のベッドや石のように硬いベッド、何で濡れているかわからないびしょびしょのベッドで寝たこともありました。移動中の睡眠も多かったんですが、絶え間なく揺れ続けているバスの中では寝ようと思っても眠れないんです。とにかく睡眠環境は悪かったですね」

 

インドでは電車の中で食中毒になってしまい「私、なんでこんなことしているんだろう」と旅に出たことすら後悔したのだとか。そんな苦しさの中、頭に思い浮かんだのは、“自宅のふかふかのベッド”だったといいます。

 

「わざわざ旅に出なければ今ごろあのベッドで寝ていたのにって、ホームシックになりました。高級なホテルなら柔らかいベッドにありつけるんですけど、バックパッカーの旅ではそんな贅沢はできなかったんです。だから、旅行を終えて自宅の柔らかいベッドに入った瞬間、すごく幸せを感じましたね(笑)」

 

そんなふうに、“安心して眠れることの幸せ”を実感したはあちゅうさん。しかし当時は、「寝ないことがカッコいいと思っていた」とのこと。憧れの先輩が3、4時間しか寝ないショートスリーパーで、自分も見習おうと頑張っていたそうです。ところが…

 

「私の場合、睡眠不足だとネガティブ思考になるし、イライラするんですね。睡眠時間を削ると生産性が落ちると分かって、それからは睡眠の質を高めることを意識するようになりました」

 

さらに、はあちゅうさんは「天才はよく眠る」という法則を発見。

 

周囲のデキる人を観察していたら、睡眠時間が長い人が多いことに気づいたんです。天才型の人はよく眠る代わりに、起きている時間の使い方を工夫しているように思いました。だから私も、睡眠時間を削るのではなく、1日にやることの量を減らす工夫をするようになりました」

 

しかし、大学を卒業して就職したはあちゅうさんを待っていたのは、やることだらけの超多忙な毎日だったのです。