2016年5月12日、環球網はオバマ大統領の広島訪問をめぐり米韓両政府が「異例の」事前協議を行ってきたと伝えた。
韓国・中央日報によると、韓国外交部の当局者は「日本がオバマ大統領の広島訪問を望むという話は数年前からあった」とし、「韓米はそのたびに必要な事実を共有して疎通してきたし、議論が本格化した1年ほど前からは活発な協議をしてきた」と説明。その上で「米国政府が大統領の第3国訪問問題を当事者ではなく韓国と協議したのは異例だ」と述べたという。
中央日報はまた、延世大学校国際学大学院のソン・ヨル院長の話として、「米国は昨年12月28日の慰安婦合意過程で決定的な役割をしたほど韓日関係の復元に注力した。米国が歴史問題で日本寄りという印象を韓国国民に与えないよう慎重に動いている」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)