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日蓮聖人は信仰する上でご本尊(信仰の対象)を決して誤ってはならない、と説いておられました。
我が家の信仰の拠り所であるお仏壇で最も大事なのはご本尊です。それはお位牌でもなく、日蓮聖人像でもありません。
日蓮聖人が法華経の世界を精根込めて文字で書きまとめられましたお曼荼羅(お掛け軸・図(1))が本宗信徒の拝むべき
ご本尊であります。
お曼荼羅の中には様々な菩薩・神・高僧の名が記されていますが、どなたもが皆お釈迦さまに帰依されていますので、
その内のお一人だけを取り上げて礼拝の対称にするのは誤りです。お釈迦様をさしおいて他の神仏を本尊にしてはいけません。
本宗ではお曼荼羅の左右には鬼子母神や大黒天の神像・掛け軸をおまつりしないのです。また、他宗のお寺のお札も仏壇の中に
まつらないようにして下さい。
お曼荼羅の前にある日蓮聖人座像(図(2))は祖師をお慕いする気持ちから置かれるもので、無くでも信仰には差し支えありません。
位牌(図(3))は、お曼荼羅の左右、またはそれより一段下に置いて下さい。その場合、上手(向かって右側)に先祖代々、
またはより古い方の位牌を置きます。お曼荼羅は仏壇の中心ですので、位牌やお供え物で前を塞いだりしないで下さい。
なお、お仏壇の購入等で、お曼荼羅を新調される時は、必ず菩提寺にお願いして、総本山妙満寺から授与されたお曼荼羅を
ご住職に開眼供養してもらって下さい。 |