突然ですが、「あなたはいじめについてどう思いますか?」と聞かれたときにどう答えますか?
- どんなことがあってもイジメはダメ!
- 状況がわからないからなんとも言えない。
- いじめられる方にも問題があるのでは?
私は、世間体を気にして、もしくは質問者が私にとって・・・言い方は悪いけど、どうでもいい人だったならば、「どんなことがあってもイジメはダメ!」と答えると思います。
でも実際の気持ちは、「状況がわからないと何とも言えない」です。
親身になって答えたいと思うからこそ、過剰なまでの養護は必要ないと思うからです。
いじめとは?
肉体的、精神的に自分より弱いものを、暴力やいやがらせなどによって苦しめること。
と辞書には書いてあります。
私が気になった点を黒字にしてみました。
まず、「自分より弱いもの」をターゲットにするところ。
確かに強い人に向かって行く場合はイジメとは呼ばないな。と納得。
難しいのは『苦しめる』だと思うのです。
いじめの定義~どこまでがいじめ?
いじめの問題は、いじめられている子が苦しんでいること。
もちろん
- 暴力などの肉体的ないじめ。
- 言葉や態度などの精神的ないじめ。
どちらも『苦しむ』です。
でも、私には、どの程度の『苦しみ』がともなったときに『いじめ』とよぶのかが、わからないんです。
もちろん、いじめられた子が『苦しい』と思ったときが『いじめ』という大前提はわかりますよ。
例えば、「あざができるほど殴られた。」という出来事が1回だけなら、これはケンカと呼ぶのでしょうか?
殴られた子は一度も反撃していない場合はどうなのでしょうか?
何度か遊びの延長(しっぺジャンケンとか)で軽く叩かれたけど、あざなど何も残っていない状態(そこまで強く叩かれていない)
でも、叩かれた子はイヤだった。となった場合は「イジメられた。」ということになるのでしょうか?
さらに、暴力ではなく言葉の場合。
「バカじゃないの?」と、同級生に言われてひどく傷ついた場合。
これはイジメになるのでしょうか?
「バカじゃないの?」と言った子は、冗談のつもりだった場合、その子は不特定多数の人に同じような冗談を言っていた場合、きっとその子に悪気はありません。
もちろん悪気なくイジメるのもいけませんが、そこまでひどい言葉でなくても、言われた子が傷ついたら、やはり「イジメ」ということになるのでしょうか?
最初に言いましたが、いじめられた子が「苦しんだら」イジメになる。というのはわかります。
でも、10人のうち9人はなんとも思わないようなことでも、そのうちの1人は「悲しい」・「苦しい」と感じる。となった場合の、周りの判断が難しいなぁ。と思うのです。
いじめの延長上にある冤罪(えん罪)
そして怖いのが、いじめられている人を救うはずが、逆になってしまう場合。
子どものイジメの場合、大人が気づいてあげることが重要ですが、どちらかの立場の子どもの話だけを聞いて結論を急いではいけないと思うのです。
実はイジメている側だった。なんてこともよくある話です。
自分の周りの人の話だけで、どちらかを過剰養護(過剰批判)するのは危険です。
いじめられる側にも原因がある?
もちろん、理由なくイジメるのは問題外ですし、身体的要因や、個性的だということだけでイジメらるのは、いじめられる側に問題なんてないと思うのです。
ただ、
- いつも自慢ばかりしている。
- (障害などではなく)一言多い。
- 異性の前だけ態度が違う。(特に女子の場合)
など、相手のことを考えずにとる言動は、イジメられる原因になるのではないでしょうか?
こんなことをしていると仲間に入れてもらえなくなる。ということは、これから生きていく上で学ばないといけないことだと思うのです。
それをなるべく早い段階で気付かせてあげることが、大事なのではないかと思うのです。
もちろんだからと言って大人数でよってたかってイジメるのはダメですし、暴力もいけません。
学校というところ
学校という閉鎖的な空間で過ごすことを「異常だ」という人もいるようですが、私はそうは思いません。
人は一人では生きていけません。
他人がいる。そこに社会があることを学ぶのが学校だと思うのです。
ただ、もしもその狭い閉鎖的空間で何かあった場合、子どもは自分の力では逃げ出せません。
逃げるのは悪いことではありません。
ムリに溶け込まなくてもいいと思います。
別の空間にスムースに行けれるよう大人がサポートしてあげれる。
大人がすぐに気づいてあげれる。
そういう状況を作ることが大事だと思います。
いじめについて
いじめをしている側は、相手がそんなに傷ついているとは思っていないこともあります。
また、もうそんなつもりはないし、理由もよくわからなくなったけど、イジメることを止められなくなった。
という人もいると思います。
まずは、相手の気持ちになって考えてみましょう。
そして、自分で解決できそうもない場合は相談しましょう。
虐められる側、虐める側どちらの状況になってしまった場合でも、家族・友人がそんな状態になっていまった場合でも、しっかり話し合える。お互いすぐに気づくことができる。
そういう人間関係を作っていければ、これからも色々な人と助け合って生きていけるのではないでしょうか?
人は一人では生きていけれませんから。