墾丁は、日本語読みでは「コンテイ」、英語読みでは「ケンティン」。沖縄と近いので、キレイなはず!と予想していましたが、想像以上! こちらは墾丁随一の美しさといわれる白沙(バイシャ)
台北から新幹線とバスで南端の墾丁へ!
アジアンシティのお楽しみが凝縮したおなじみ台北から、ぜひ足を延ばしてほしいのが南端のビーチリゾート、墾丁。沖縄の八重山諸島よりもやや南に位置するとあれば、海のブルーの明るさ、白砂の美しさは期待通り。加えて台湾ならではの夜市や南国のフルーツなど、お楽しみもたっぷり! 台北からは新幹線で高雄の左營駅まで約1時間40分、そして高速バスに乗り換え、約2時間。墾丁内の移動はレンタルの電動バイクが便利です。自転車感覚で電動バイクに乗りながら、気ままに走る墾丁の海沿いの道、なかなかにゴキゲンです。
白沙のビーチではマリンスポーツやパラソルを用意。一段上がった高台では軽食スタンドやくつろぎの場が。一画に映画のロケ地だったことを示すトラのオブジェも
映画のロケ地にもなった絶品ビーチの白沙
墾丁は台湾の南端、カニのはさみのように2つの岬に挟まれた形をしています。墾丁随一のビーチとされるのが、西側の岬の先端にある白沙。映画『ライフ・オブ・パイ』のロケ地にもなった美ビーチです。浜を見渡す高台にはかき氷スタンドや海の幸の浜焼き、バーなどが集まっているので、各種施設がほしいファミリーにとって好都合。また、白沙の内陸にある小高い丘の関山(グアンシャン)はサンセットの名所。水平線に沈む夕日を見ようと、多くのツーリストが集まります。
日本の縁日にもほしいくらい、バラエティ豊かなラインナップの夜市の屋台。通りの入口からあれもこれもとトップスピードで買い食いしたくなること必至
夜市の屋台はびっくりするほど種類豊富!
中心地の墾丁では、美しいビーチに加え、アジアならではの賑わった活気が味わえます。プライベート感のある豪華リゾートホテルから格安なお宿までステイ先もバラエティ豊か。そして日没後には、お楽しみの夜市がスタート! 大通りの両側に屋台がずらりと並びます。フルーツジュースや牛肉&羊肉の串焼き、焼きはまぐり、サイコロステーキ、味付け手羽先、臭豆腐、イカ焼きに鯛焼きなど、食への好奇心の高さからこの屋台のバラエティの豊かさが生まれるのでしょうか? 買い食いしながら、歩くのは、どこか縁日気分でウキウキします。
墾丁の西に位置する南湾の朝のビーチ。数時間もすれば、パラソルの花が一斉に開き、かなりの混雑に…。とはいえ、墾丁に比べれば、のんびりとしたもの
のんびりするなら南湾、墾丁周辺の観光地
中心地の墾丁の西に隣接する南湾は、こぢんまりとしたビーチ。中規模なリゾートホテルと小さなお宿が中心で、みやげ物店なども少なく、静かに過ごしたい方にはこちらがオススメ。通りを挟んですぐにビーチへ出られるのもメリットです。また、電動バイクで回れる程度の墾丁近隣の観光スポットとしては、奇岩が海から立ちあがった船帆岩や貝殻砂を97%も含んだ砂島(展示施設あり)、地面から漏れた少量の天然ガスがちろちろと燃えている出火など。北東にはサーフスポットとして有名な佳樂水が。台北だけでない台湾の魅力をぜひ!
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