母親以外の指導的立場のひとが必要だと考え、
「発達障害」を専門とする家庭教師センター17社に問い合わせしました。
うち、15社の担当者が発達障害の子供への明確な指導方法に回答することが出来ませんでした。
ちゃんとした指導の方法の知識も無く、スタッフの教育も行き届いておらず、個別教師への丸投げが実態の会社さんが15/17です。
しかも、先生は、時給1500-2000円の低賃金です。
普通は、1回1.5時間なので、
指導1回あたり、2250-3000円。
1日3ケース担当しないと都内では、生活出来ないでしょうが、
この時給で1日3ケースは、教育的なフォローやスーパーバイザーがいないと、
質が確保出来ないでしょうし、
そもそも、1日3ケース埋まるような売れっこ先生は、もっと時給の高いプロ家庭教師専門のところに移籍して、
時給5000-15000円は、とります。
薄給先生の家庭教師センターでは、
1日1ケース入れば良い方でしょう。
この時給クラスの先生は、研修をしないと
まともな指導もままならないでしょう。
それでも
会社さんは、教師になんのメンテナンスもしないまま、倍額を手数料として
家庭から取ります。
入会金とか年会費とかの謎の請求も付き物です。施設費まで取るところもあります。
先生からは搾取
親や家庭にとっては、ボッタクリ。
それがこの業界の現状です。
保育士業界よりひどいのではないかとさえ感じました。
発達障害の子供や家族が
喰いものになってる実態をどうにかするには、
親たちが賢くなることしかありません。
まず、
問い合わせの時点で、
教育担当者が指導法や教員育成について
明確な回答ができず
お試しと実際の指導者が違う会社は
まずダメです。却下。
家庭教師は、発達障害を持つ子への対応方法への知識とひとりひとりへの分析と相性です。
センターのスタッフが家族への失礼な言動をしてしまう時点で終了です。
心理学的な知識がないのは、論外。
家族の話をきかずに
他者の会話に自分の知識のない言い訳を必死にかぶせてくる担当者は、
人間としても、教育関係者としても
失格でしょう。
会話のやり取りの際に、相手が話終わってから話を切り出すという、
会話のマナーも出来ていない受付やスタッフも多いです。
しかしながら、そんな業者がタケノコのように発生しているのが、
発達障害の子供たちの教育を取り巻く現実なのです。
少子化によって、富裕層や定型の子達は、多様化した塾に通い
特性的に塾に通うのが難しい家庭が家庭教師を求めるようになり、
他業種からも全く知識のかけらもなくても発達障害専門とする家庭教師センターが乱立しています。
発達障害専門とするだけで、指導料を高く設定出来るからです。
今は、過渡期で、あと5年もすれば淘汰されるとは思いますが、
現段階で、教育的支援が必要な家庭には、切実です。
17社に問い合わせ、実際に担当者に会って、
最終的に考えたのは、
一般的な家庭教師の会社さんでも
指導者としての基礎的な素養と
多様な子達に対応出来る柔軟な人間性と向学心を失わない先生であれば、
発達障害専門の会社でなくてもよい先生は、見つけられます。
教育者として、発達障害のある子どもへの対応方法について学んだりスキルを高めることは、この時代、必須です。
そのことに気付き、自ら知識を付けるために勉強されている先生を見つけ出して、
親も一緒に育っていくというスタンスで探すのが、一番確実だと考えます。
結局は、先生って
人間の幅の広さと柔軟性なんだなと。