NY株 210ドル超値下がり 景気先行きに慎重な見方

11日のニューヨーク株式市場は大手企業の決算が振るわず、アメリカの景気の先行きに慎重な見方が出たことから売り注文が広がり、ダウ平均株価は210ドル以上値下がりしました。
11日のニューヨーク株式市場は、大手娯楽企業の業績が市場の予想に届かなかったことや、大手デパートが業績見通しを下方修正したことから、アメリカの景気の先行きに慎重な見方が出ました。
このため、ダウ平均株価は前日より217ドル23セント安い、1万7711ドル12セントで取り引きを終えました。
市場関係者は、「アメリカの個人消費の動向は景気を大きく左右するため、投資家はアメリカ商務省が13日に発表する小売業の売上高に注目している」と話しています。