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味の素が米独で韓国企業4社を提訴 アミノ酸の製造特許侵害で
味の素は11日、子会社2社とともに、医薬用や飼料用などに広く利用されているアミノ酸の1種「トリプトファン」の製造特許を侵害されたとして、韓国の食品メーカー、CJグループの4社を相手どり、米国とドイツで、特許侵害品の販売差し止めと損害賠償を求める訴訟を起こしたと発表した。請求額は非公表としている。
味の素によると、同社が保有するトリプトファンの製造特許をCJグループ傘下でトリプトファンを製造するインドネシアの企業が侵害していると主張している。米国とドイツで訴訟を提起した理由は、CJグループが販売しているトリプトファンの量が特に多いためとしている。