国の借金1049兆円=7年ぶり減少—15年度末

 財務省は10日、国債と借入金などの残高を合計した「国の借金」が2015年度末に1049兆3661億円となり、前年度末に比べ3兆9911億円減少したと発表した。一時的な資金不足を補う政府短期証券の発行が大幅に減り、年度末としては7年ぶりの減少。ただ、昨年12月末比では4兆7757億円増えた。

 4月1日時点の推計人口(1億2698万人)で割ると、国民1人当たりの借金は約826万円で高水準が続いている。 

[時事通信社]

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