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【プロ野球】

涌井、7年ぶり月間MVP パ投手で最長ブランク 

2016年5月11日 紙面から

3、4月の月間MVPを受賞したロッテ・涌井=ヤフオクドームで

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 10日に発表された3、4月度の月間最優秀選手(月間MVP)。パ・リーグの投手部門は、12球団トップの5勝をマークしたロッテの涌井秀章投手(29)が受賞した。打者部門は西武のエルネスト・メヒア内野手(30)。セは投手部門で巨人の菅野智之投手(26)、打者部門で中日のダヤン・ビシエド選手(27)が選ばれた。

 涌井は開幕から6試合に登板し、無傷の5連勝。西武在籍時の2009年7月度以来、3度目の月間MVPで、7年ぶりはパ投手部門では最長のブランクだ。

 「ロッテにきて初めての本拠地開幕戦でしっかり勝てた。今は試合の中で自分を客観的に見ることができている。昔は独り善がりなところがあったけど、今はみんなでまとまってできている」。2年連続7度目の開幕投手となった3月25日の日本ハム戦(QVCマリン)で7イニング無失点。本拠地で162キロ右腕・大谷との先発対決に投げ勝ち、波に乗った。

 「(受賞は)しっかり打ってくれる野手の力があったから」と、謙虚に打線への感謝を口にする絶好調男は、今春の石垣島キャンプ中にモデルの押切もえとの交際を公言した。昨季は15勝で最多勝。「この時期に5勝しているのは、一歩リードという状態」。公私ともに順調なエースは、2年連続のタイトル獲得へ視界良好だ。(小林良二)

 

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