みなさん、じゃばらという果物を知ってますか?
和歌山県民ならほぼ100%知ってると思うんですが、県外の方は馴染みのない果物だと思います。
とはいうものの、このじゃばら、ある効果で脚光を浴びまして、メディアにもたびたび取り上げられたので、最近では知っている方も増えているんじゃないかと思います。その効果とは、花粉症を抑制するというものです。
じゃばらには、花粉症に有効だといわれている、フラボノイドの一種のナリルチンを多く含んでいます。ナリルチンは柑橘類全般に含まれていますが、とりわけじゃばらに傑出して含まれています。なかでも皮のほうに多く含まれています。
花粉症の症状を軽くしたい!じゃあじゃばらはどこで食べるのかというと、残念ながら果実自体はあまり出回っていません。和歌山県民のネットワークがないとそうそう手に入りません。僕はたまに実家から送られてくるので、お菓子作りに使ったりします。
手に入りやすいのは加工品で、ジュースや飴、ジャム、粉末になってネット通販などで売られています。
和歌山県民の間では、清掃活動の後に配られるジュースとしてお馴染みだったりします(笑)。結構美味しいですよ。そのままだと酸っぱいのですが、飲みやすいものもできています。
味はなんと表現したらいいやら。もちろん柑橘系のすっきりとした味で、グレープフルーツとみかんを足して2で割った・・・じゃばらの味がします。
僕は粉末を愛用しています。ヨーグルトに混ぜても美味しいですし、粉末状でお菓子作りにも使いやすくなっています。
通販でも買えますので是非お試しください!
飴も愛用しています。和歌山県民のたしなみです(笑)。おいしいです。
じゃばらは和歌山県東牟婁郡の北山村が原産地です。和歌山県に属していますが、周りは奈良県と三重県に囲まれていてる飛地なんです。日本で唯一、市町村単位で都道府県を跨ぐ飛地だったりします。
北山村はとても人口がすくなく、全国でも有数の人口の少ない村になっています。
じゃばらはそんな北山村の一大産業になっており、和歌山県民としては応援したい気持ちでいっぱいです。
和歌山県北山村の特産品、魅力いっぱいのじゃばらに是非触れてみてください!
(※画像は許可を得て転載しています。)