ワイヤレスオーディオの新規格「ALL PLAY」で音楽はどう変わるの?
音楽業界を取り巻く環境は年々変化しています。オンラインで楽曲を購入するのは当たり前になっている中で、ALL PLAYという規格に今注目が集まっています。
ALL PLAYで更に進化する!
皆さんは音楽を聞くプレイヤーとして何を思い浮かべますでしょうか?私の場合は、どうしてもCDで聞かないと、なんか音楽を聞いた気になれないんですよね!CDはまだまだ行き続いているわけですが、私より古い世代の方ですとカセットテープやレコードが主流でした。
そんな中で、今ではデジタル楽曲が当たり前になっており、iPodなどのデバイスに直接ファイルを入れて音楽を楽しむスタイルになっています。CDのようにかさばるものを何枚も持ち歩かなくても、手のひらサイズのデバイスの中に何万曲も入れることができます。
そんな中で、より煩わしさを解消するための新規格として登場したのがALL PLAYです。クアルコムが提唱している規格で、日本のメーカーも参入しています。ALL PLAYを簡単に説明すると、Wi-Fiを利用して家庭内でより手軽に音楽を楽しむための規格です。
まだ馴染みのない方も多いALL PLAYですが、Wi-Fiがこれだけ普及しているのですから確実にブームとなりそうな感じを受けます!では、ALL PLAYとは具体的にどのようなテクノロジーなのでしょうか?今回は、ALL PLAYについて詳しく解説していきます。
ALL PLAYのテクノロジーを詳しく解説!
ALL PLAYは、非常に平たく言うとWi-Fiを経由して対象機種にストリーミングでオーディオデータを送信することができます。これだけなら今でもBluetooth対応スピーカーなどでもできる技術なのですが、このALL PLAYは複数のデバイスで同期できます!よって、離れた部屋にスピーカーを設置して、Wi-Fiを経由して同じ音楽を流すことができるのです。
Bluetoothの場合は、中継地がないので接続するデバイス同士が通信範囲内にいなければならないのですが、ALL PLAYはそんな心配はご無用です。
Combine @SpotifyAU with @laserco WiFi multiroom speaker with @Qualcomm AllPlay and cleaning the house is OK by me pic.twitter.com/xEOin4YXzT
— Trevor Long (@trevorlong) 2015年11月1日
転送レートをチェックすると、MP3/WAV/AAC/FLACのファイル形式に対応して、最高192kHz/24bitで転送ができます。家庭用で音楽を楽しむためには十分すぎるスペックですね!
また、先に紹介した同期性の高さを考えれば、これほど便利なものはないといった感じです。
ALL PLAYの利用方法を紹介。
ALL PLAYを利用するためには、まずは対応するデバイスを購入する必要があります。日本では、主にパナソニックが対応するスピーカーを販売していて、このジャンルではトップランナーになりつつあります。Qualcommが提唱している規格になりますが、今後も多くのメーカーが参入することは間違いないですね!
androids: CloudPlayer now has support for Android Wear, Android Auto and AllPlay http://t.co/qeWayZb1WR pic.twitter.com/jAo1fPrfgp
— Coko Softs (@CokoSofts) 2015年10月14日
対応スピーカーを手に入れたら、次は再生側の準備をします。と言っても、必須なのはWi-Fi接続できるかどうかだけです!
スマートフォンの場合で言えば、アプリを利用することでスピーカーの細かな設定も可能となります。例えば、スピーカーを2つ用意して、片方を右側、もう片方を左側のスピーカーとして出力することも出来ますし、全く同じものを2つのスピーカーから出力することもできます。
このカスタマイズ性の高さが、ALL PLAYの魅力であるといえます。
ALL PLAYの魅力と弱みは?
ALL PLAYの魅力は、何と言っても多くのデバイスと同期できる点にあります。Party Modeというものがあり、ALL PLAY接続機器をグループ化して同じ音楽を再生することができます。広い会場で複数のスピーカーを設置して、迫力あるパーティーサウンドを楽しむことができます。
また、Wi-Fiを利用できるという点が最大の魅力です。新たにネットワークを構築する必要は皆無で、簡単に設置できます。実は、類似する規格としてAirPlayやDLNAがあるのですが、これらと比べて途中で途切れにくいという点も見逃せません。
Laser announce their new Qualcomm AllPlay compatible multi-room wireless speaker http://t.co/QpJjohYde4 pic.twitter.com/E0h6YItwfn
— Ausdroid News (@Ausdroid) 2015年9月29日
ALL PLAYは、最大192kHz/24bitとハイレゾにも対応している転送速度が魅力であります。ただ一方で、それに対応したスピーカーがまだ少ないのが実情です。また、楽曲自体もALL PLAY対応していないものがあるので、まだまだ普及途中と言った感じです。
ただ、これから確実に伸びてくる規格ですので、注目しておくべき存在です。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連するまとめ
ガジェット楽器って知ってる?誰でもどこでも作曲家になれる時代
iPodのような音楽プレーヤーの出現から、最近のストリーミングサービスまで世界の音楽は劇的に進化しています。…
takataka / 34 view
ノマド必須のMacBook+iPad取り付け金具が超絶便利!
ノマド御用達のiPad取り付け金具をご紹介。たまたま新聞で見てて便利だと思ったので取り上げました
ガジェットメディア編集部 / 598 view
溝が2つ?3つ?PCなどでお馴染みの差込口ステレオミニプラグって?
何気なく使用してるステレオミニプラグのイヤホンなどのオーディオケーブルですが、機器の差込口によっては入らない…
gagagaet / 349 view
NW-ZX100 ウォークマンと一緒に使いたいアイテムまとめ
話題のハイレゾ音源も圧縮音源も高音質で聴ける。最新ウォークマンと合わせて使いたいアクセサリーのまとめ。
sasa8c / 428 view
もはやSF!?最新のスマートフォン・パソコン関係アクセサリーやその他最新ガジェットは…
最新技術はここまで進んでいる! 最新のガジェットを調べてみると、ここまで時代は進化したのか!と驚いてしまいま…
ガジェットム / 276 view
お風呂で大好きな音楽を聞くためのアクセサリーの紹介!スマートフォンスピーカー!
今回はスマートフォンがあればお風呂場でも音楽が楽しめるスピーカーをご紹介します。リラックスできるお風呂場を更…
gagagaet / 314 view
秋の夜長はこのガジェットで決まり!最新ガジェットおすすめ3選
夏も終わり夜の時間が長い秋がやってきました。読書の秋・運動の秋・食欲の秋・ガジェットの秋・・・・ そんなおす…
ガジェット王子 ジンパチ / 849 view
高額買取希望者は要確認!有名家電量販店が提供する買い取りサービスや対象商品・処分方法
秋葉原をメインに展開されている家電量販店のソフマップはビッグカメラグループのひとつで、故障したハードディスク…
hamunida / 129 view
あの「デロリアン」がスマートフォンケースに!こだわりすぎの造形美が話題の「CRAZY…
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のタイムマシン『デロリアン』が、圧倒的造形美のスマートフォンケースとし…
kojihei / 643 view
スマホ好きでいろいろなアイテムを試しています!