こんにちわ、氷太よ。
今日は紫妲たかゆき先生の
「12星座男子」
を頂いていくわね。
商業本として、この作品がデビュー作になるのかしら・・?
見ての通り、とってもキレイな絵。
このタイトル通り、各星座の性格判断を活かした構成になっていてCPの物語が6つ収録されているわ。
全星座を網羅しているってわけ。
そして、この作品はそんな各星座の基本性格だけじゃなく、
攻の場合の特徴と受の場合の特徴までをも分かりやすく解説してくれる占いページまであるわ。
ぶっちゃけ言わせて頂くと
くっそ参考になったわ。
ちなみにアタシは牡牛座。
もっと細かい事言うと寅年でB型で末っ子という
これ以上にないくらいの悪魔の猪突猛進タイプよ。
それじゃどんな作品なのか見ていきましょうか。
あらすじ
正義感あふれる「牡羊座」警官×ガラスハートな「魚座」ヤンキーをはじめ、「牡牛座」×「水瓶座」、「双子座」×「射手座」、「蟹座」×「山羊座」、「獅子座」×「乙女座」、「蠍座」×「天秤座」…6つの恋の行方は、星のみぞ知る!? ヤンキー受、年下攻、ケンカップル、世話焼き攻などよりどりみどりのカップリング♪12星座の性格を受・攻タイプ別に占った記事に加え、描き下ろしも収録!
こんな感じかしらね。
上記の通り、設定が星座による性格だけではなく色々な属性を含んだCPになっているわ。
この各CPの星座の組み合わせの理由は特にわからないけど、この作品を作るにあたって相当な困難があったであろうことは間違いないわね。
6つの物語を、各星座の性格に沿った上で30ページ足らずで創作しなければならないんだもの。
ちなみにアタシのお気に入りのお話は「獅子座」×「乙女座」の同僚同士のお話よ。
この表紙の左奥にいる2人のお話ね。
感想
ストーリー
本当に各物語は「短編」らしい展開をするわ。
どのお話も深い物語ではないから、基本的にストーリー重視の方はあまり期待しないほうが良いわね。
あくまで短編、ドラマがあるわけではないわ。
でもこれはちょっと仕方ないかなあ・・・と思うわ。
紫妲たかゆき先生のせいでは決してないわよ。
やっぱりどうしてもページが足りないの。
1巻だけで6CPを急ぎ足にもならずに描ききる事は不可能よ。
むしろこれだけ多彩な物語を描いた事を褒めてあげたいくらい。
キャラクター
ここは占いの性格判断の要素が活きてて良かったわ。
キャラの要素の区別がきちんとできてる。
ただちょっと妄想っぽい描写が少からずあるのは頂けないかな。
絵
これはめちゃめちゃキレイ。
本当にデビュー作なの?って思ってしまった程。
この絵のクオリティがあったからこそ物語の薄さを補強できていると思えたわ。
発展
あんまりないかな。
ある話とない話の偏りが結構あるわね。
アタシはこの部分は気にしないタイプだから特に何も思わなかったけど・・・。
物語全体として考えると、このくらいの量と描写で充分かと思うわ。
まとめ
ライトなお話が好きな方にオススメ。
よく考えれば6cp収録とか贅沢だものね。
是非、巻内にある占いページでご自身の事占って頂きたいものだわ。