MRJ、22回の飛行試験を経て今夏以降米国で飛行--三菱重工「中期経営計画」

  [2016/05/10]

三菱重工業は5月6日、2015年度~2017年度までの3カ年にわたる経営の計画「中期経営計画(2015事業計画)」に対する推進を発表。MRJに関して、2016年夏以降に米国での試験飛行に向けて輸送準備が進められており、量産体制整備も着実に推進しているという。

MRJ試験飛行機1号機は2016年4月12日までの時点で22回のフライトを実施

MRJの開発に関しては、2016年内に米国飛行試験、2017年にTC(Type Certificate: 型式証明)飛行試験、最終審査を経て2018年にANAへ初号機を納入する見通しとなっている。4月12日の時点で試験飛行機1号機によるフライトは22回にわたり、4月13日に次のフェーズに向けて機体を改修。2号機は地上試験を経て、5月に初フライトを予定している。

2号機は5月に初フライトを予定

開発体制に関しては、愛知県(小牧南)・シアトル・モーゼスレイクの日米3拠点を設置。2016年4月に三菱重工の巽重文副社長がシアトルセンター長に、石川彰彦副社長がモーゼスレイクセンター長にそれぞれ就任し、チーフエンジニアである岸信夫副社長とともに日米3拠点・3トップ体制となった。この体制のもとで、飛行試験機間の短縮、試験で判明した要改善点の設計および生産工程への確実かつ速やかな反映を目指す。

MRJ事業の開発状況

量産体制整備に関しては、2016年3月に最終組み立てを行う小牧南新工場を竣工。6,7月には松阪工場(小物部品製造産業クラスター、尾翼組み立て)を竣工、レイアウト刷新を完了した飛鳥工場(主翼および胴体の組み立て)は2016年内を目指している。2017年には神戸造船所(主翼部品一貫製造)を1月以降に竣工するほか、グローバル・ロジスティクス・センターを愛知県小牧市に設け、2018年には北九州空港にて量産機の飛行試験を実施し、2020年までには月産10機体制を構築する見通しとなっている。

(c)2016 MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. All Rights Reserved.

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