以前はただ、新しいものを受け入れるのは億劫でそもそも興味がわかない、ということだと思っていた
あんな新しいものどう扱っていいかわからん、気が進まん、という風に
しかしそれは違った
自分は今まさにおっさんに近づいているが、元来変わったもの好きだし、幸い新しいものにまだ興味はある、意欲もある
若い人にとっては新しい興味をひくモノ、しかし長い時を歩んできたおっさんからすれば「昔そういうのあったな」という風に、たぶん脳みその構造上、自分の過去の経験に照らし合わせて、似たようなモノにうまくカテゴライズしてしまうんだろう
そしてその「はいはいまた焼き直しね、ちっとも進歩ねーな」的知ったかぶりの態度こそ、若い世代からすればわけのわからん難癖つけて結局手を出さないおっさんそのものに見られているのだ
歳を重ねるにつれて「新しく見えないモノ」はどんどん増えていくに違いない
恐ろしい、恐ろしい
いやに心に残りそうな文章だ 逃げたい逃げたい・・・