「雪の女王」再び [韓国ドラマ/韓国関係]
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「雪の女王」DVD-BOX |
3/3がFin.K.L ソン・ユリちゃんの誕生日だったので,久し振りに「雪の女王」を観たてみたくなった。わざわざ昔のDVDを探し出してくるのは面倒だが,Huluにあるのは知っていたので,気軽に観られる。ソン・ユリちゃんは,1話の最後からの登場なので,2話くらい観れば充分かと思っていたのだが,いざ観始めたら,ついつい先が気になって,週末かけて結局全話観てしまった。もう何回か観たことあった訳だが,歳のせいで涙腺が緩んでいるせいか,結末を知っているので却って感情移入してしまうせいか分からないが,これが泣けること泣けること。シチュエーションが泣けるところに持ってきて,チョ・ソンモやらLoveholicの切ないメロディーが流れて来て,さらに煽るのである。もう涙流しすぎて,頭が痛くなるくらいだった。
もうかれこれ8年くらい前に観たドラマ。当時もこのblogに感想などを書いている。ストーリーや設定の不備などについては,今回も同様に感じたが,観ていてことさら不満に感じなかったのは,歳を取って多少なりとも丸くなったからだろうか。それよりも,切なくて,可哀想で,という感情の部分が先に来てしまったみたい。このドラマ,韓国のドラマにしては珍しく,悪役が出てこないんだよね。登場人物が,それぞれみんな可哀想。よくある,理不尽で行き過ぎな嫌がらせとかもなく,その点でもストーリーに入り込める。
もっとも,やはり主演のFin.K.L(一応解散してないことになっているらしいので)ソン・ユリのファンだということが,ドラマの印象に影響を与えていることは否めない。富豪のお嬢様役だけに,いつもオシャレで綺麗な格好をしているし,誰が見ても美人という設定なので,それをアピールするシーンも多い。そんな役をソン・ユリがやっているんだから,可愛くないわけがない。可愛い子が悲しそうにしていれば,より深く同情してしまうのは,まぁ男のサガである。そういう意味でも,ソン・ユリ主演ドラマの中では,随一のハマり役と言えよう。「千年の愛」のお姫様役も良かったけど,あの頃はまだ演技もセリフももうひとつだったからね。
ヒョンビンもね,韓国の人気男優って,一体どこがいいんだろうってのが多い中で,普通にカッコいい。ソン・ユリの相手役は,やっぱりイケメンにやって欲しいもんだしね。「出生の秘密」のソン・ユリの相手役とか,ちょっと許しがたい。
残念だったのは,Huluの映像が4:3だったこと。かつては,日本でもMnetやBSで,ワイド放送だったはずなので,釈然としない感じだ。どこから調達してきた映像なのだろう。スペシャル版の映像がワイドなので余計に解せない。有料配信なんだから,もっと頑張ってほしいものだ。どうもHuluは韓国ドラマには力を入れていないようではあるが。
ところで,ソン・ユリの少女時代を演じた,コ・ジュヨンちゃん。将来どんな女優さんになるんだろうと,当時のblogでも期待を寄せていたが,調べてみてびっくり。割りと最近観た,チャ・テヒョン主演の「チョンウチ」に出てたというのだ。まだ幼い王妃様役。ちょっと可愛い子だとは思ってたけど,同じ子だとは全く思わなかった。顔が少しふっくらして,声も落ち着いた感じ。女の子だし,小学生の時と比べれば,容貌も声も変わって当然だろうか。時代劇ということもあるだろうけど。まだ高校生らしいので,本格的に活躍するかはこれからかな。でもまだ女優を続けているんだなと思って,ちょっと嬉しくなった。頑張ってほしいものですな。
ナンバンデルセ [韓国ドラマ/韓国関係]
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イ・サンミさんがやっていたバンド,Exの唯一のアルバム,「Tell The Story」。凄く気に入ってたんだけど,あんまり売れなかったみたい。 |
久々のblog記事。
昨日,元Exのイ・サンミさんのTweetが流れて来た。なんだか綺麗なドレスを着た写真が付いてて,「愛はどこから来るのか~」とか変なことが書いてある。一体どうしちゃったのかと不審に思ってたら,数分後もう1つTweetが。おや? 「結婚します」とか書いてないか? 私の語学力では埒が明かないので,Web翻訳にかけてみる。が,なんだかボヤッとした日本語で要領を得ない。ここ何年もイ・サンミさんのニュース記事なんて見たこともなかったが,もし結婚するのならニュースになってるかも,と思って検索したところ,あった。音楽監督と10/12に結婚だって...。考えてみれば,もう31歳だもんね.お相手の名前は出てなかったけど,彼女のTweetによれば,同じバンドのギターらしい。オッパって書いてあるから,Exのじゃないよね。以前紹介した"Goodmorning Heaven"の時の人かな? 自分には関係ないと分かってても,好きなタレントさんとかが結婚するっていうと,なんか淋しい気分になりますな。まぁでも,幸せになって欲しいね。個人的には,またあの歌声が聴きたいんだけどね。
ところで,彼女の2番目のTweetの中で気になる言葉が。「난반댈쎄」。何故気になるかって,Web翻訳で「ナンバンデルセ」って,発音そのままのカタカナになっちゃってるから。辞書で調べてもそんな見出し語は出てない。辞書に載ってない韓国語っていうと,外来語の変なハングル表記が思い浮かぶが,「ナンバンデルセ」に相当する言葉は思い付かない。
Webで検索してみると,それなりに見つかるのだが,blogとかwikiでの,コメントのやりとりの中によく出て来るみたいだ。やはり外来語ではないのだろうか。そんなことをしばらく続けていく内に,あることに気が付いた。「結婚」という言葉に続いて使われているケースが多い。元のイ・サンミさんのTweetも結婚の話題だ。「結婚」について,「なんちゃら」って個人の意見を表明しているのではないか? イ・サンミさんのTweetでは,「元々,バンド内恋愛」という文の後ろに「ナンバンデルセ」と続く。Web翻訳が翻訳出来なかったことで難しく考えすぎていたが,実はこれ,普通の文なのでは?
そうやって見直してみると,「난(ナン)」は「私は」,「반댈(パンデル)」は「반대(パンデ)」に「ㄹ」が付いてるとも見える。「반대」は「反対」だ。つまり,「元々,私はバンド内恋愛には反対」となって,ちゃんと意味が通じる。となると,最後の「쎄」は? それっぽい動詞は見つからない。これがどうしても気になる。
散々Webで検索してみるも,有力な情報は見つからず。ほとんど諦めかけて,最後に辞書をめくっていたところ...あった! 「ㄹ세」。イ・サンミさんの書いたのとは若干違うが,話し言葉で多少変化するのは韓国語にはよくあるみたいだから,多分そうだろう。本来は「일세」となるらしいが,母音体言(この場合は「반대」)につくと「이」が脱落することがあるそうだ。それで「반댈세」。「ㄹ세」は,強い断定を表す語尾なんだと。「私はバンド内恋愛反対!」って感じなのかな。「結婚パンデルセ」は,きっと芸能人とかの結婚の噂について,ファンが反対表明をしているのだろう。なるほどね。それにしても,やっぱりまずは辞書に当たるべきなんだと痛感。
そんな訳で,イ・サンミさんの結婚話をきっかけに,しばらく振りに韓国語の勉強。これって逃避? だからといって「結婚パンデルセ」なんて言いませんよ。大人だから。
韓国語の「タッコム」 [韓国ドラマ/韓国関係]
小ネタ。
韓国の英語表記は,外国語学習者にとっては,頭の痛い問題のひとつ,というのは以前にも書いた。何しろ,ふつうの韓日辞書にはまず載っていないし,そもそも英語を韓国語表記したものかどうかの区別がつかない。日本語だとカタカナ表記になるから分かりやすいのだが,韓国語は全てハングルだからだ。
そんな韓国英語を今日もひとつ発見。이상미さんのTwitterで,自分のFM番組の名前を「이상미의 뮤직닷컴」と書いてあったのだが,「イ・サンミのミュージック」まではいいとして,最後の「닷컴」が分からない。「タッコム」って何? 「ミュージック」に続いているので,英語だろうと見当はついたのだが,「タッコム」なって英単語に心当たりはない。勿論,手持ちの韓日辞書にも載ってない。
こんな時に頼りになるのが,やはりGoogle様。取り敢えず,「닷컴」を検索してみると,結構見つかる。といっても,日本語訳が見つかるケースはあまりなくて,ここから先は連想ゲームのようなものだ。今回は「롯데닷컴」というサイトが答になった。このサイトは,lotte.com。「롯데」は「ロッテ」。つまり「닷컴」は「.com」=「ドットコム」。韓国語には母音のつかない子音だけの音(パッチム)があるので,"dot"の"t"は日本語流の「ト」にならず,「ダッコム」になる訳だ。ややこしいのは,韓国語では単語の先頭の子音の発音は濁らないので,「닷컴」だけだと「タッコム」に見えてしまう。まぁ,分かってしまえばなんてことはないのだが,こんなことが多いので,英語混じりの韓国語を読むのは骨が折れる。
IT関係の本なんか,特に大変そうだ。そう言えば,私も,自分の書いたものが韓国語訳されて出版されてたこともあったのだった。結局,一度も読んでいないのだが...。
デタラメな「韓美膳」 [韓国ドラマ/韓国関係]
ランチを摂ろうと思って店を探していたら,「韓美膳」という看板が目に留まった。字面からして,韓国料理の店らしい。実際,その文字の横には,ハングルも書かれている。「はんびじぇ」? と思ったら,カタカナでも「ハンビジェ」と書いてある。なんだこれ?
「韓」を「ハン」と読むのは,韓国語読みなら正しいが,「美」を「ビ」と読むのはなぜ? 韓国語読みなら「ミ」であるはずだ。念のため,NAVERの辞書サイトで調べても,「미」=「ミ」という読みしか載っていない。この文字は日本語読みなのか? ついでに「膳」も調べてみると,こちらは「선」=「ソン」と読むそうだ。「膳」は日本語でも「ジェ」とは読まない。つまり,最後の文字に至っては,日本語読みでも韓国語読みでもないということだ。では一体,「ジェ」なんて読みはどこから持ってきたのだろうか。
たかが店の名前,と言われるかも知れないが,こういうデタラメは,どうにも気分が悪い。「ハンビジェ」という,なんとなく韓国語っぽい無意味な言葉の語感がいい,ということなのか? 百歩譲って,それは良しとしよう。「韓美膳」という漢字の字面が気に入ったなら,それでもいい。漢字は表意文字でもあるから,意図は伝わる。しかし,「韓美膳」を「ハンビジェ」と読ませるのは,インチキ以外の何ものでもない。昨今,子供たちに付けられることのある,奇想天外な名前,所謂「キラキラネーム」だって,もっと筋が通っている。しかし,「ハンビジェ」という読みには,何の根拠も正当性もない。なぜ「ハンミソン」あるいは「カンビゼン」ではいけなかったのか。おまけに,もっともらしく「하비제」なんてハングルまで添えて。こういう嘘は,日本語に対しても,韓国語に対しても,冒涜であるようにさえ思える。これを見て,字の読み方を間違えて憶えてしまう人がいたら,どう責任を取るのだ?
そもそも,言葉とはなんだろうか。人と人とのコミュニケーションの手段として発明されたもののはずだ。そのためには,共通の言葉を理解する必要がある。それぞれが勝手な文字を使い,勝手な読みをするのでは,コミュニケーションなど出来るはずがない。「韓美膳」を「ハンビジェ」と読むのは,まさにそういうことだ。言語を破壊する行為である。だからこそ,こんな些細なこと,と言われそうなことでも,腹が立つ。
ついでながら,韓国料理屋に必ずある「チョレギ・サラダ」。この「チョレギ」というのもデタラメな韓国語なんだそうだ。慶尚道の方言にある「チェレギ」が間違って伝わったらしい。そして,それを広めたのは,あの「エバラ」なんだと。全く,恥ずかしいことですな。そして,迷惑。こうして,韓国で通じない言葉を,我々は韓国語として信じこまされているのである。
こんな店に入ったら,イライラして,悶々として,食事どころでなくなるのは目に見えているので,別の店を選んだのは言うまでもない。
イ・サンミの新曲 [韓国ドラマ/韓国関係]
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元(?)Exのボーカル,イ・サンミが参加してる「Goodmorning Heaven」。 |
そういえば,去年の今頃って,ソウルで「Green Plugged Festival」とかいうイベントが開かれてたんじゃなかったっけ...と,ふと思い出して調べてみたら,今年も5/26~27に開催されるらしい。そしてやっぱり,今年もイ・サンミが出演するみたい。イ・サンミって誰? という方は,過去の記事をご覧あれ。
去年は,「エイリアン・バンド」とかいう映画のテーマ曲だったらしい,「Make a Wish」を歌ったのだが,今年は何か新しい曲を演るのだろうか。ということで,さらに調べてみると,どうも韓国の有名アーティスト(?)達とのユニットで,「Goodmorning Heaven」という曲を演奏するらしい。YouTubeにプロモーション・ビデオがあったので観てみると,穏やかで耳に心地よい曲。ただ,確かにイ・サンミはこういう曲も歌えるんだろうけど,私の期待するイメージとはちょっと違うかな。もっと元気でノリのいい曲の方が,持ち味が発揮されるのにね。でもまぁ,待望久しい新曲には違いない。イベント終了後にアップロードされるであろう,ライブ映像が楽しみだ。去年のは,私が観た後に削除されてしまったみたいなので,今年も削除される前に観なければ。
PVを観ていると,何かCDのジャケットらしきものにサインしている映像が映ってる。もしかして,CDが出てるの? 早速,YesAsia.comで探してみると,あったあった。先月4/27に発売になったらしい。カップリング曲もあるけど,これもイ・サンミが歌ってるのかな? いずれにしても,このCDは買わねば。しかし,価格が$10.99。これだけだと送料が$7位かかってしまう。あと$30買えば送料無料なんだけど,他に特に欲しいものもないんだよね...。
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ソン・イェジン,イ・ミンギ主演の映画,「不気味な恋愛」Blu-ray。韓国版で,韓国語と英語の両字幕付き。 |
それでも一応いつものキーワードで探してみると,ソン・イェジンの最近の映画のBlu-rayが見つかった。イ・ミンギと共演した「不気味な恋愛」というやつ。そういえば,タイトルだけは聞いたことがあるような。こちらは5/4発売ということで,グッド・タイミングだった。「白夜行」以来,2年ぶりの映画出演で,コメディっぽい。20代前半の頃は,清純派女優の代表格だったイェジンさんも,ここんとこすっかりコミカルなキャラが定着してしまったなぁ。今年30歳だもんね。でもやっぱり観ておかないと。
Blu-rayのいいところは,高精細な映像だけでなくて,リージョン・コードがUS・韓国と日本が共通なこと。普通のBlu-rayプレイヤーでそのまま観られるはず。韓国版だが,英語字幕がついてることも確認。これで,あっさり$39をクリアした。めでたし。 CDと併せて,届くのが今から楽しみだ。
さて,話をイ・サンミに戻すと,YouTubeでは,イ・サンミとかExを検索すると,今でも結構映像が見つかる。大半は,イ・サンミがMCを務める番組の音声とかなのだけど。この人,こんなによどみなく喋れる人だったんだねぇ。天職だったのかも。こうやって,韓国の芸能界に踏みとどまってるんだな,と感心してみたり。なまりも,私レベルでは気付かないくらいになくなってるみたいだ。
その他,まだ観たこともなかった,Ex時代のライブ映像(ショッピング・モールの特設ステージみたいなところだけど)も見つかったりして,しばらく楽しめた。またバンド組んで,アルバム出してくれないかな。韓国だと,バンドって形態にあんまり人気がないみたいなんだけどね。
その後のイ・サンミ [韓国ドラマ/韓国関係]
所謂K-POP(今日本で流行っているらしい,アイドル・グループばかりの似非韓流ではない)を聴かなくなって,もうだいぶ経つが,今でも気になるのは「EX」のその後。
「EX」は,韓国では「イクス(익스)」と読む。2005年の韓国のMBC大学歌謡祭で「잘 부탁드립니다 (宜しくお願い致します)」を演奏して,見事グランプリを獲得したバンドである。この曲は,就職面接に失敗してしまった学生の心境をコミカルに歌ったもの。EXはこれで一躍時の人となり,韓国の歌謡番組に毎日のように登場していたこともあったほど。
そのバンドの女性リード・ボーカルが「イ・サンミ(이상미)」。曲も明るくキャッチーで良かったのだが,私はイ・サンミの声や歌い方が気に入って,結構聴いていたものである。美形というほどでもないが,そこそこ可愛くて,明るく溌剌としたキャラクターも受けたようで,当時流行っていたシットコムのシリーズ「レインボー・ロマンス」では,女優デビューも果たした。
その勢いに任せて,すぐアルバムを出すかと思いきや,メンバーの脱退などごたごたもあったようで,第2弾のヒットとなった「연락주세요(連絡ください)」以降しばらく音沙汰がなくなり,2年後の2007年9月になって,ようやく1st Album「Tell The Story」を発表。同時期に収録曲「마리오네트(マリオネット)」のPVも制作し,大人っぽくイメージ・チェンジを図ったのだが,タイミングを逸してしまったか,ファンの期待しているものと合わなかったのか,かつての勢いを取り戻すには至らなかった。個人的には,あのAlbumはかなり気に入ってたんだけどね。それから早4年。2nd Albumは出ないまま。
その間,イ・サンミに関しては,幼児教育番組の歌のお姉さんをやったり,芸能情報番組のMCをやったりしていたのは知っていたのだけど,肝心の音楽活動の情報がさっぱり見つからない。音楽は諦めて,タレントとして生きる道を選んだのだろうか。他のメンバーはどうしてるんだろう。もはや,EXが復活するのは望み薄の感じだけど,それでも時々思い出しては,情報を探していたのである。しかし韓国って,インターネットの普及率はかなり高いみたいだけど,ネット上の情報量は乏しいような気がする。日本みたいに,個人のサイトで,なんらかのトピックについてまとまった情報を提供しているケースが少ないみたい。フォーラムのようなコミュニケーションの場は多いみたいだけどね。これはこれで,よく問題を起こしているけど。
で,今日もまた,ふと思い出してググってみたところ,新しい情報が見つかった。なんと,今年の5月にソウルで行われた,「Green Plugged Festival 2011」とかいうイベントに,イ・サンミが出演したらしい。程なく,その時の動画がYouTubeにアップロードされているのも見つかった。イ・サンミは赤いドレスにアコギという出で立ちで,「宜しくお願い致します」と「連絡ください」をソロで歌っている。やっぱり,その2曲なんだねぇ。日本の演歌歌手みたいだ。でもなかなかカッコいい。もう28歳ということで,当時に比べると大人っぽくなった感じ。しかし,こうなると新曲も聴いてみたいものだ。
もしかして,私が知らないだけで,これまでにもいろいろ活動していたりして。ちょっと気になったのでいろいろ調べてみたのだが,なかなか情報が見つからない。韓国のWikipediaには,EXの項目はあるが,私の知っている以上のことは載っていないし,イ・サンミの項目はなかった。日本だと,このくらい知られている人なら,絶対エントリーがありそうなのにね。でも,ついにこんなページを見つけた。KBS2でやってる「生々情報通」とかいう番組の出演者紹介のページだ。このページの最後にイ・サンミが載っていて(ということは,出演してる訳ね),プロフィールが書いてある。これを見ると,バラエティや教養番組の進行役なんかを,いろいろやってきたみたいだ。肝心の音楽活動については,CDを出したのはやはりEXの第1集が最後っぽい。童謡CDに歌で参加したりはしたみたいだけど。
ここで1つ気になる情報は,2009年公開の「エイリアン・バンド」という映画に出演していたらしいということ。この場合の「エイリアン」は,「宇宙人」じゃなくて「外国人」。韓国に交換留学で行った学生がバンドを組んで,ロック・フェスティバルへの参加を目指す話のようだ。イ・サンミの役は「ノリカ」と書いてあるので,日本人の役なんだろう。なんで韓国人が日本人を演じる必要があるのか謎だが。
映画の内容は大したことないだろうと思うのだが,是非とも観てみたいところ。でもDVDもまだ出ていないようだ。もう2年も経ってるし,DVDは出ないのかな。ところで,この映画の情報を探していたら,思わぬおまけが。映画のOSTに収録されているらしい,「Make a wish」という曲の,ライブ映像が見つかったのだ。これもさっきの2曲と同じく,「Green Plugged」のイベントで歌ったもののようだ。曲の感じはEXとは全く違うけど,新しい曲が聴けたのはラッキー。
しかし,情報というものは,見つからない時はさっぱり見つからないのに,1つ見つかると芋蔓式に次々と見つかるものである。今回の探索で,イ・サンミのTwitterアカウントも判明。最近のTweetをチェックしてみたら,12/30にソウルのAX-KOREAという所で行われる,カウントダウン・コンサートに出演するらしい。行けるもんなら見に行ってみたいな~。わずか20分だけの予定なので,これだけのために韓国まで行く気にはなれないけど。時季的にも,めちゃめちゃ寒そうだし...。
韓国人の本音 [韓国ドラマ/韓国関係]
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「中国・韓国 反日歴史教育の暴走」(海竜社)。読んだことないけど,タイトルがそれっぽいので。 |
Jリーグ・セレッソ大阪の韓国での試合中,「日本の大地震をお祝います」という横断幕が掲げられたことがニュースになっている。
私に言わせれば,今更驚くに値しないことだけど,捏造韓流に踊らされている人たちには珍しいのだろうか。一般的な日本人は,韓国のことを知らな過ぎるので,こうした愚行が,一部の心ない人だけによるものと考えるのかも知れないが,とんでもない。逆に,心を痛めるのは,ほんの少数の心ある韓国人だけだ。国際ニュースに取り上げられかねない状況で,こんなことをする馬鹿は少ないだろうが,多かれ少なかれ大多数の韓国人が似たような感情を持っている。さすがに韓国でも,ニュース番組であからさまな反日報道をすることは少ないが,バラエティ番組では日本を貶めるような発言が頻繁になされているし,日本のNHKに相当するKBSのドラマでさえ,日本を侮辱したり,日本の不幸を喜ぶようなセリフは多い。先頃,脱税で芸能界を引退した,国民的MCのカン・ホドンは,反日の塊みたいな人間だし,日本のドラマに出ることになったらしい女優のキム・テヒも,日本人の見てないところでは,露骨に反日発言を繰り返していたりする。
これが韓国の反日教育の成果であり,大多数の韓国人の中に反日感情はしっかり根付いているのだ。今回のような非常識な行為も,韓国内で批判が起こることはまずないだろう。それどころか,少しでも親日的な発言をしようものなら,袋叩きにされる国なのだ。韓国のレベルの低いドラマや音楽を喜ぶのは個人の自由だが,どんな形であれ韓国の文化に触れる機会を持ったのであれば,もっと韓国に興味を持って,実態を知ろうとして欲しい。韓国に限った話ではないが,異国の文化を理解しようとするときに,性善説で考えてはいけない。韓国人の心の闇を知った上で,果たして韓国の文化を心から楽しめるかどうか。
日本人は,中国や韓国といったアジアの国に対して,加害者意識による理不尽な罪悪感を未だに持ち続けている。戦争を知らない世代に対してすら,それが受け継がれてしまっている。中国や韓国の反日教育とは,正反対の教育効果だ。これが,韓国の反日行為に対してさえ,腰の引けた怒りしか表すことができない原因ではないか。過去に過ちがあれば,それを繰り返さないことはもちろん重要だ。しかし,その罪悪感につけ込んで,いつまでも謝罪と賠償を求め続けるふざけた国に対して,国民全体が毅然とした態度を保つこともまた重要なことだ。それができない限り,こうした国との,対等の立場での外交・交流はは,いつまで経っても実現不可能であろう。
不視聴運動 [韓国ドラマ/韓国関係]
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これって「けんかんりゅう」って読むのか。知らんかった。 |
昨日8月8日は「フジテレビの日」だったそうだ。この日に,2ちゃんねるを中心として,「フジテレビを見ない運動」とやらが展開されたらしい。私はこの日唯一,BSフジの「北の国から」を録画しているのだが,録画した番組を後日観るのはいいのかな? 別にこの運動に賛同してる訳ではないのだが。
この抗議運動,元を正せば,例の高岡蒼甫のTwitterでの発言である。韓流ゴリ押しのフジテレビを批判して,事務所をクビになったあれだ。彼の発言内容自体は,別に間違いとは言えないが,韓国ドラマだらけなのは何もフジばかりではない。私はどっちかといえば,TBSの方が罪が重いと思ってる。音楽性も見た目も大したことないK-POPグループの氾濫だって,某放送協会も含めて,全てのTV局が荷担してのことでしょ。無理矢理ブームを捏造しようと画策しているのは明白。こんなこと,私は何年も前から警鐘を鳴らしているし,TVの番組表をちょっと気を付けて見てる人なら,誰でも知ってることだろう。それに,韓流ブームなんてものがもはや存在しないことも,ドラマの視聴率やCD売り上げの低迷を見れば明らか。盛り上がってるのは,国民全体からすればごく一部に過ぎない。だから,発言内容自体は,取り立てて目新しいものでも何でもない。
但し,そうした業界に身を置く人間として,こんなことをTwitterなんかで軽々しく発言したことは,軽率との誹りは免れない。それに,似たような例が山ほどあるのに,またそれを繰り返してしまった点で自業自得。同情の余地もない。同じ批判をするにしても,言い方や手段はとても重要だ。Twitterのように,ちょっとした思い付きをふっと口にするようなタイプのメディアで,こんな批判を不特定多数に発信すれば,陰口を言っているようにしか見えない。世論によほど影響力があるタレントならともかく,高岡程度では切られておしまいなのは目に見えている。それが見えないところが,大して売れていない俳優でも,こうしてマスコミに取り上げられてしまうことによる,勘違いと奢りなのだろうか。自分だけならともかく,周囲の人も巻き込んで,多大なる迷惑をかけたことは,社会人としても責められるべきことだ。
しかしまぁ本当に,最近の番組編成における韓国ドラマの割合の高さは,目に余るものがある。地上波に加えてBSデジタルも持っていることで枠が余っていることと,広告料の低下で制作費が苦しいために,韓国ドラマを安く買い叩いてくるという安易な方法に走っているのだろう。電波は限りある資源なのだから,放送するものがないなら手放せばいい。というか,質の悪い番組しか流せないのなら,権利を剥奪すべきではないかと思う。今のように権利を固定化させるのでなく,もっと流動化させたほうが,電波を有効利用できるはずだ。日本のドラマだって,昨今質の高いものは少ないが,韓国ドラマの質の悪さとは比べようもない。ここ5~6年,何一つ進歩していないし,相変わらずのワン・パターン。つ~か,韓国TV局のドラマ制作のやり方が変わらない限り,いいものが出来るはずがない。果たして,あんなドラマを心から楽しんで見ている日本人がどれだけいることか。あるいは,まさに「洗脳」されてしまっていて,気付かないだけなのではないか。
ところで,この「フジテレビを見ない運動」に対して,例の茂木健一郎が,また頓珍漢な批判を展開しているらしい。Twitterの過去の発言を探すのは大変なので,彼のTwitterから一部引用させてもらうと,
地上波テレビ批判と、これは別。幼稚すぎる。韓流のどこが悪い。グローバリズムの時代だぜ。幼稚な自国文化主義は、アホなだけでなく、日本をますます弱体化させるだけです。
「グローバリズム」と,安く上がるからって,韓国ドラマばかりを流してるTV局の姿勢とは全く別物。こういう姿勢こそが,日本を弱体化させるだけなのだが。韓流が大衆から自然発生的に始まったのならいざしらず,TV局の押し売りというところが問題なのだよ。偉そうなことを言ってるくせに,この「幼稚」極まりない文体も何とかして欲しいものだ。
もう、みんな、レベルの低いたわごとはいいから、猛勉強しようよ。日本は、このままだと、三流国になるよ。いつわりの愛国主義、くだらない自己主張、誰もついてこない事大主義、ぜんぶ捨てないと、もう愛する日本はダメだ。とりあえず、東大と文科省をぶっつぶそう。おやすみ。
あんたこそ猛勉強しなさい。レベルの低い人は,自分のレベルの低さに気が付かないのか。こういう輩に限って,韓流はおろか,韓国という国のことも,在日韓国人の問題も,碌に知りはしないのだ。
どんな偉い文化人か知らんが,Twitterなんぞでつぶやいているレベルはこの程度。それでも,こんなたわごとに共感して同調するアホがいるのだから,まったく嘆かわしい世の中である。「口害」もいいかげんにして欲しいものだ。
マッチ売りのマドンナ [韓国ドラマ/韓国関係]
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[私は伝説だ」OST |
韓国ドラマを観なくなって久しいが,最近WOWOWで放送が始まった「私は伝説だ」は,キム・ジョンウンさんが主演ということなので,観てみることにした。「総合病院」以来のTVドラマかな? なんだかんだ言って,「イヴのすべて」以降はすべて観てるなぁ。余り作品に恵まれない(韓国ドラマ全体でいっても,良いドラマは極めて少ないが)けどね。「ルル姫」は酷かったし,「恋人」もねぇ。という訳で,端から期待はしていないのだが,なんかおばさん達のバンドの話らしい。
ジョンウンさんは,姉御肌で元気のいいキャラなのだが,身分違いのお金持ちの家に嫁いだのはいいけれど,家族から人間扱いされず,堪りかねて離婚を決意する...っていう第2話までを観た。ジョンウンさんのキャラで救われてるけど,金持ちはどいつもこいつも,人として許されないようなろくでなしばかりだし,旦那なんて頭がおかしいとしか思えないし,イラつく登場人物ばかりなのは相変わらずである。去年の夏に放送されたらしいが,韓国のドラマもまったく進歩がありませんな。一応大物が主演したわりには,韓国でもあまり視聴率が伸びなかったみたい。まぁ,ジョンウンさんも36歳だし,おばさんのバンドものっていうのは,目新しさはあるかも知れないけれど,どの世代をターゲットにしたいのかっていう点では微妙である。
このドラマ,最初は「私の名前はキム・サムスン」の,キム・ソナさんが主演に決まっていたらしい。バンド練習のためのスケジュールが厳しくて降板したそうだが,ジョンウンさんでよかったんじゃないかと思うけどね。
ところで,放送の冒頭に流れるテーマ曲の出だしで,「マッチウリ マドンナ チョロム」っていう歌詞が聞こえる。「マッチ売り」? 「チョロム」は「처럼」で,「~みたい」っていう意味。「マドンナ」はそのまま「マドンナ」。「マッチウリ マドンナ」って,まさか「マッチ売りの少女」...じゃないよなぁ~,とか下らないことを考えながら調べてみたら,「マッチ」は「마치 」で,「まるで」っていう意味。「ウリ」と聞こえたのは本当は「ウリン」で,「우린」=「私たちは」。つまり「まるで私たちはマドンナのように」が正解だった。そらそうですやんな~。
そもそも「マッチ売りの少女」は「マドンナ」じゃないし,「マッチ売りの少女みたい」じゃ,どんだけ不幸な話なのかと。言われてみればその通りなのだが,やはり耳は日本人なので,日本語っぽい音はまず日本語として認識されてしまうのである。「空耳アワー」と違って,発音自体はほぼそのままなので,そう聞こえてもおかしくないわけだ。間違いだと分かるまでは,ちょっと期待してしまっていたんだけどね :-)
時に,韓国ドラマに興味のない人には,「キム・ジョンウン」っていうと,最近報道番組に登場する別の人を思い浮かべるかも知れない。韓国の女優であるキム・ジョンウンさんは,漢字で書くと「金廷恩」だそうで,彼の人は「廷」の部分が「正」になる。どちらもハングル表記は同じ。日本でも男女共に使われる名前はあるが(「~美」とか),韓国にはそもそもそういう区別があるのだろうか。昔の人だと,日本と同じで「~子」(~ジャ)は女性名だったりするけど。あれって,日本の影響なのかしらん。
非常識なバッシング [韓国ドラマ/韓国関係]
asahi.comのサイトより。
サッカー,アジア・カップの日韓戦直後に,「頑張れ日本」という趣旨のTweetをしたことで,SE7ENとソン・ベッキョン(って誰?)が,ネットで集中砲火を浴びたらしい。
全く,ロクでもないね。別に日本を応援していたというわけではなくて,「韓国は残念だったけど,こうなったら日本も同じアジアの一員として頑張れ」と言ったのであって,理性ある大人として至極まともな発言なのだけれど,それをバッシングで叩き潰そうとするわけだからね。スポーツ精神もへったくれもあったものではない。相変わらず,国際感覚の希薄な,言論の自由のない国だ。これでは,国際社会の一員としては,とても認められませんな。
最近,見栄え重視の韓国の女の子グループが日本で人気らしく,「第2次韓流ブーム」とかになってるようだが,苦々しい思いがする。韓国に興味を持つのはいいが,芸能ばかりでなく,韓国がどういう国なのか,もっと深く勉強して欲しいものですな。あの国は,人のよい顔ばかりでは付き合えない国なのだから。韓流の尻馬に乗って,都合のいいことばかり報道しているTV局には反吐が出る。韓国社会は,もっと国際世論の批判に晒される必要があるのだ。そして,その役割を担うべきは,日本や中国といった,近隣諸国なのである。
しかし,サッカーなんて何の興味もないので,日韓戦があったことすら知らなかったのに,こんなニュースが元で日本の勝利を知るとはねぇ。