中央線コラムニスト

雑誌編集記者がさまざまな日常をつづります。

全体表示

[ リスト ]

フジ系列で日曜日に放映している「ザ・ノンフィクション」は、
ドラマチックなドキュメンタリーが魅力で、面白そうな人物の時には見ている。

今回は、テーマが予告されて以来、楽しみにしていたものだった。
今日は、経営破たんした郁文館学園という私立学校を建て直すために、
学園の理事長となった居酒屋「和民」の渡邊社長と、小林節校長の奮闘記の第二弾。

前回は、テーマが「居酒屋の社長が学校経営に乗り出した」というテーマだったのに、
慶応大学教授の小林節校長のあまりに存在感ありまくりに、こちらの方が主役となった感があった。

学校の教師ほど、プライドが高く、自分の世界をもっている人はいない。
そんな彼らに、冷徹な競争原理を導入し、果たして学校改革は進むのか。
興味津々だった。
毎日のように人事がある。昨日まで教頭だった者が配置転換されて、図書室行きを命じられる。
受け持っている生徒が更生しなければ、辞職を余儀なくされる担任の先生。
そこはまさに、成果が上がらなければ首を切る、というビジネスの論理が貫かれている。
あまりに強烈だったので、ビデオにとって、何人かの同僚に見てもらった。
彼らはは異口同音に言っていた。「これは長続きしないのではないか」と。
その通り、小林節校長と理事長の路線対立が大きくなり、
結局、小林節校長は辞任することとなった。
学校教育に競争原理が通用するのか、という壮大な実験はこれからも続くが、
私は思った。
確かに、あの独特の存在感がある小林校長は辞めたかもしれないが、
さまざまな教育の可能性を模索する上で、
ぜひともこの学園のその後を取材してもらいたい。

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

飲食店カテゴリの関連記事

※「練習用」カテゴリが登録されている場合は「飲食店」カテゴリを表示しています

もっと見る

.
k1k*2*
k1k*2*
男性 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
 今日全体
訪問者2994195
ブログリンク00
コメント042
トラックバック022
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

標準グループ

登録されていません

過去の記事一覧

検索 検索

2016年注目のビアガーデンは

[PR]お得情報

ダイソン_ハンディクリーナー
理解度テストに答えてプレゼント!
Yahoo!特別企画_電力自由化特集

その他のキャンペーン


みんなの更新記事