2016年05月10日

クラウドファウンディング

本日正午より、the youクラウドファウンディングを開始します!

詳しくはこちらのサイトから
https://wefan.jp/
(5/10、12:00スタートです)





6月にモンゴル最大のロックフェス、プレイタイムフェスティバルに出演が決定しましたが、その渡航費をみなさんから支援を募りたいと思います。



クラウドファウンディングって何よ?って人もたくさんいると思います。

クラウドファウンディングとは、要するにインターネットで募金を募ると考えて頂いて良いと思います。

新しいアイデアや技術はあるんだけど、それを形にする財源がない。そういう人がネットで支援を募り、夢や目標を具体化するというもの。例えば

こんな美味しいレシピを持ってるのにお店を出したり商品化するお金がない。

こんな便利な介護用具を思い付いて作ってみた。これは大量生産したら社会に役立つはず。

そんなプロジェクトもあるだろうし、プロアマ問わずクリエイターが作品の制作費を募るものもたくさんある。

今クラウドファウンディングが盛んになっている理由の一つとして、支援してくれた方へのリターンというものがあります。つまり募金してくれた人へ何らかのプレゼントをしますと。

あいつ頑張ってっから助けたろやないか!ってのも勿論ありますが、そのプレゼントの内容が魅力で支援するという人もたくさんいます。


僕達the youはプレイタイムフェスティバル出演にあたり、ライブドキュメントDVDを製作する事にしました。

the youがクラウドファウンディングに踏み切るかどうか非常に悩んだとい話は前回ブログでも書きましたが、理由の一つに、納得してもらうようなリターンが思い付かないってのがありました。

僕達は音楽しかやってこなかったし、それ以外でみなさんに喜んでもらえるような術は持ち合わせていません。せいぜいCDプレゼントぐらいのもんしかアイデアがありませんでした。

そんなある日、沖縄のアングラの巣窟的存在であるライブハウスgrooveのガチャピンさんと話していて、この方なら何か面白いアイデアを持ってるんじゃないかと思い、クラウドファウンディングのリターンで困っているという現状を話してみた。

ガチャピンさんと話していて、とてもシンプルな心の持ち主だなとよく感じます。僕が言うのも大変おこがましいのですが、音楽に対して素直。それは己の中に揺るがない芯があるからでしょう。僕の話を聞いてガチャピンさんは言った。

「モンゴル行く為の支援なんでしょ?協力者はそこに共感するわけでしょ?その人達が知りたい事ってのは、the you、モンゴルどうだった?ってとこじゃないの?みんなモンゴル行けないしさ。映像に記録して、それをあげたら?」

と。目からウロコでした。

バンドが映像ものを出すというと、僕なんかはつい好きな洋楽バンドのドキュメントやライブDVDを思い浮かべるわけです。

僕達みたいな無名バンドがかっこつけてそんなのやっても素人感丸出しだし、そもそもニーズがあると思えない。と、そんな思考に陥ってしまいます。

ガチャピンさんと話していて、己の視野の狭さにつくづく気付かされました。お恥ずかしい。

そんな訳で、手作りではありますが、せっかくの機会なのでモンゴルライブドキュメントDVDを作り、クラウドファウンディングに支援頂いたみなさんにはそれをプレゼントしたいと思います。

他にも、支援コース毎に幾つかプレゼントをご用意しました。なるべくみなさんが喜んでもらえるような内容にしたつもりです。

ぜひ本日(5/10)正午、サイトの方を見てほしいです。
https://wefan.jp/

支援にあたっては誰でも簡単に参加できます。難しい手続き等ありません。

みなさんの力をぜひ貸してもらえたら嬉しいです。よろしくお願いしますm(_ _)m






  

Posted by THE YOU at 10:58Comments(0)イレイ
2016年04月11日

2016年5月ライブスケジュール

新メンバー、ベースの田川さんを迎えての初ライブはワンマン!しかもモンゴルのプレイタイムフェスティバルに向けての壮行ライブも兼ねています!ぜひたくさんの方のお越しをお待ちしています。ライブで生まれた収益はモンゴルのプレイタイムフェスティバル出演の為の渡航費、年内リリースに向けての新譜制作費に使わせて頂きます。どうかよろしくお願い致します!!



the you ワンマンライブ2016

5/22日曜日
沖縄市 Gitane(中央パークアベニュー)

open 16:00
start 17:00

チャージ :
¥2000+1ドリンクオーダー



  

Posted by THE YOU at 22:12Comments(0)ライブ情報
2016年04月08日

2016年the youからのお知らせ その5






5つ目、最後のお知らせかなり遅くなってしまいすいません。

色々と考えが巡り巡って、こうやって公表するに至るまで本当に悩みました。でもやっと決意が固まり、ようやくお知らせする事が出来て嬉しいです。


前回ブログで書いた通り、モンゴルのプレイタイムフェスティバルに出演決定したのは良いものの、渡航費は自腹という状況が一つのハードルになっています。

いや、それ自体はそれほど高いハードルではない。自腹もしくはバンドの貯金を使えば行く事は容易に出来ます。問題なのは、このバンドの予算は今年予定している新譜の制作費にあてるつもりだったという事。それを大幅に削るのかという事。

海外フェスか、レコーディングか。我々には二者択一しか道はないのか。ディストーションとディレイ、どっちか一つ選べと言われてるようなもんです。






選べるもんですかい







ってな話になります。どっちもやろうと。歪ませてグヮングヮンさせたいんだと。


新メンバーも加わった事だし、気合い入れてフェスとレコーディングを両立すべぐワンマンライブをぶち上げたのは良いものの、レコーディング予算に影響が出るのは避けられない。



自腹を切るのは簡単。お金を財布から出せば良いだけ。そうすればやりたい事は出来る。がしかし、当たり前だけど私生活にそのシワ寄せは来る。プライベートを犠牲にしてやりたい事を優先する。それは当然だと僕も考えていたし、その覚悟が必要だとも思っていました。

だからそのつもりで今年は動くつもりでした。正直the youというバンドは僕がコントロールしています。いくらメンバーが賛同してくれているとは言え、メンバー本人はおろか、その家庭にまで影響を及ぼすのは極力避けたいところです。だからその分はバンド予算から多く注ぎ込もうと。ワンマンの収益が少しでもそこを補填してくれたら有難いなと。

今年やりたい事を考えたら道はそれしかないと。



でも本当にこれで良いのだろうか。
おれがやろうとしてるこれらの事はそもそも、おれだけがやりたいという、ただそれだけの事なんじゃないか。おれはハダカの王様状態なんじゃなのかもしかして。別にそれでもいいか。いや良くないだろ。いやミュージシャンなんてそんなもんだろ。でも....



なんでこんなに悩んでいたかというと、周りからクラウドファウンディングをやってみたら?というアドバイスをもらっていたからです。

アドバイスをもらった瞬間は、おお!その手があったかと。やってみようと思いました。でもよく分からない。そんな時、丁度沖縄でオッドランドというイベントがクラウドファウンディングを利用していたので様子を見てました。

そこには、みんなで一つの希望を作り上げようとする協力の精神が広がっていて面食らった。発起人サイドの人達も、周りの皆さんに良いものを還元すべく一生懸命尽くしていた。


これはウチとは事情が大分違う。

おれらは、おれらだけがやりたいという話。おれらだけがやりたい事にはカネが要るからみんなから募るというのはどうなんだと。勝手すぎないかと。もしかすると応援してくれる人はいるかもしれない。でもおれらはそこに何を返してあげられるだろうか。

いやでも、クラウドファウンディング自体はパブリックな事に限定したものではない。個人的なアイデアに賛同した人が乗っかるという、シンプルな話。

でもなあ....何かスッキリしない。



そんな思いを抱え、モンゴル行きに協力してくれる方々とのミーティングに先日出かけてきました。そしてやはり、クラウドファウンディングはやらないと話しました。


沖縄に限らずだと思いますが、インディーズミュージシャンのあらゆる活動でまずカベになるのが予算です。
アイデアも、音楽そのものも素晴らしくかっこいい。でも財源がない。だから出来ない。

金は働いて貯めたら良いじゃないのと。働くという事は現実として、生活の時間のほとんどを仕事に捧げるという事。その隙間をぬって音楽やイベントの活動を行う。アイデアのスケールが大きければ大きい程、達成への道は長く遠いわけです。そこを諦めずに耐え忍びながらやるというのがアマチュアの現状。そこまでしてやるかっていう奴らしか残っていかない。そこがやる気だと見なされる。実際そうなんですけどね。

僕は身近に仲本という二人三脚で10年やってきた相方がいて、最後は仕事という道を選んでバンドを離れたという経験があります。ボーカリストとして、ミュージシャンとしてかなり優れた人間だったんですが、最後はそうなった。



経済的な理由が一番の障害で、その先に広がる世界に指一本触れる事さえ無く諦めるしかないのなら、早めに進むべき進路を変えるのは自然な事でしょう。それでも続けるんだってのは一途に見えますが、馬鹿だと思われてもしょうがない。

今まではそうでした。

クラウドファウンディングってのはその障害を一部でもクリアして、カベの向こう側を少しでも垣間見る事ができる可能性を持つ一つの手段なんじゃないか。そう思えた瞬間、視野が一気に広がる感覚がありました。

the youがもしクラウドファウンディングで少しでも予算が組めて、活動を進める事が出来たら。それを見たもっと若いバンドが、おれらも海外でライブ出来るんじゃないかと動き出すきっかけが出来るのなら。物凄い世界観のアルバムを作り出す奴らが出てきたら。

おれら「だけ」がやりたい事だと考えていましたが、まさしく自分「だけ」の事しか考えてなかったのかもしれない。バンドが活動費を募っても良んじゃないか。周りからどう見られるかっていう、一番ダサい事にとらわれていたかもしれない。

ズルをするわけじゃないんだし、誰かに迷惑をかけるわけじゃない。バンドの思いを素直に公表して、見てくれた皆さんに判断して頂く。賛同して頂けたら本当にありがとう。何らかのお返しは致します。賛同して頂けなければしょうがない。クラウドファウンディングってのはとてもシンプルな仕組みです。

中身の自分たちがしっかり気持ちを込めて、趣旨もブレずに提示出来ていればそれで良いのではないかと。あとはもう結果を真摯に受け止める。


ミーティングで議論をしながら自分で考えが変わってしまい最後には、やるだけやってみますと言ってました。

というわけで、近々クラウドファウンディングで皆さんにご協力をお願いします。応援して頂けたらとても嬉しいです。


長文最後まで読んでくれてありがとう。上手く伝えられないですが、今の正直な思いを書きました。いつも応援してもらって僕たちは幸せです。



以上、最後のお知らせでした。







  

Posted by THE YOU at 22:27Comments(2)イレイ
2016年03月16日

2016年the youからのお知らせ その4





お知らせその4

ワンマンライブやります。



メンバーの脱退、新加入、海外フェス出演決定。

これらはほんの一週間という短い時間で立て続けに起こった事でした。日々マインドがジェットコースターのようにうねりました。


うねりながらもどうにか道筋がついて進むべき方向が定まったんですが、なかなか高いハードルが一つ出来ました。



出演が決定したモンゴルのplay time festivalですが、何と!



渡航費は自腹でよろっしゃっしゃーすっっ!!



まじでか!
いわゆるアゴアシマクラ(食事、交通費、宿)のうち、アゴとマクラは保証されてるが、アシは無いよと。そこ一番大事ですけど!!っく〜っっ!!

この条件に対しては非常に迷った。the youは5人いますからね。五人分のモンゴルまでの渡航費をバンド貯金でまかなうと、今年予定している新譜の制作費が吹っ飛んでしまう。それは痛い。そもそも、そこまでして行くべきなのか。

めちゃくちゃ迷った。こんな時必要なのは情報です。情報を冷静に見て判断を下さないといけない。で、主催者側に色々と聞きたい事を聞いた。バンド貯金ぶち込んで、もしくは自腹切ってまで行くべきか否か。

結果、やはり行く事にした。海外フェスなんて出たくても出れるもんじゃないです普通。これはきっとバンドにとっていや、人生の中でもかなり貴重な経験になるはず。ありがたい事に、メンバーの皆さんも行くと言ってくれた。仕事も休んで、金と時間と労力と周りの人達に負担をかけてモンゴルまで演奏しに行くなんて、マトモな大人ならやらないでしょうね普通。それやるのがthe you。


更にレコーディングもあきらめないのもthe you。


田川さんがこのタイミングで加入してくれたのはある意味ベストだったかもしれない。只今田川さんは早くバンドに馴染むべくthe youの既存の曲とこれからレコーディングする新曲を特訓中。

その新生the youのお披露目ワンマンライブをする事にしました。詳細はこれからですが、近々やります。

そしてそのワンマンで得た収益を少しでもモンゴル渡航費の足しに出来ればとも考えています。後のレコーディング費用を確保するためにはバンド自身で稼ぐしかない。

田川さん加入お披露目兼モンゴル壮行ライブ、みなさんぜひ見に来て下さいね。五月か六月決行予定。


正直モンゴルに関しては突発的な事ですし、行くと決めたのも我々バンド側の勝手な都合です。だからワンマンで生まれる収益は心を込めて純粋に音楽と向き合う為だけに使わせて頂だきます。これは本当に誓います。

次作も必ず納得いく作品に仕上げたい。その為に新しく加入した田川さんと新たなバンドサウンドを築く作業を今やっています。その一つの到達点としてワンマンをやります。それを持ってモンゴルへ挑みます。そこで得た経験を次作に込めて制作に突入します。全てはその為なんだって事が、このブログを書きながら自分の中でも整理出来てきました。


近々ワンマン詳細をお知らせします。


もう三月も半分過ぎた。
バンドやってると常に何カ月も先の事を考えているので、ワタクシもう今年の秋から冬にかけての予定をイメージしながら眉間にシワ寄りまくりです。

2016はあっと言う間に過ぎ去りそう。奥歯を噛み砕くぐらい時間を噛み締めよう。

このアー写も変えなきゃいけなくなりますね。




  

Posted by THE YOU at 22:59Comments(2)イレイ
2016年03月09日

2016年the youからのお知らせ その3





今年の6月、the youは海外フェスに出演します。

モンゴル最大のロックフェス、play time festivalに出る事が決まりました。





話は去年の夏に遡ります。


ある日、うちのギターズナリがとある企画の音源募集の情報を持って来た。おれは正直あまりピンとこず、出すだけ出しても良いかもねーって感じで、ズナリに丸投げした。そしたら見事審査に受かった。

こんな企画でした。
http://musicfromokinawa.com/ja/news/353.php

良かった良かった。めでたしめでたし。と思っていた。


年が明け、2016年の1月に那覇桜坂でtrans asia music meetingというイベントが開かれ、このコンピCDに参加した面子がライブをした。the youも出演した。

実はアジア各国から音楽関係者が見に来ていたらしいこのイベント。あんま気にせず、the youはいつも通りにやった。

1月に沖縄に雪(あられ?)が降りましたね。イベントはその日だったのですが、シャツ一枚で外を歩く男性がいた。その人がthe youのライブを見たらしく、CDが欲しいと言ってきた。

カタコトの英語で少し話し、彼はモンゴルでロックフェスやっていて、その主催者だという事を知る。ほー、モンゴルか。どうりで薄着なわけだと。ワタクシ、そんなぐらいの感じでしか考えてませんでした。

したら後日。直々に正式なフェスへの出演オファーが来た。そこで初めて、これ結構大事なハナシじゃないのもしかして?となる。

フェスっちゅっても、モンゴル?どんな感じよ?規模は?どんな雰囲気?ちゃんとしてるわけ?調べんと。と。



調べた。







おい、







お、おい。コレ...






まじか







ガチやないかこんなもん。








過去には日本からenvyやtaffy、mono等のコアな音楽ファンからの支持が高いバンドも出演している。そんなイベントに我々がお誘い頂いた。話が急すぎてどうすれば良いのか分からなかったが、やりとりするうちに段々と出たいという気持ちが強くなり、the youメンバーも行きたいと言ってくれた。

とは言え、果たして本当に画像のような感じでステージに立てるのか。知名度もゼロだし。それはその時にならんと正直分からないではありますが、画像と同じメインステージで50分程の時間を確保すると言われたので、これはもう行くっきゃないと決意した次第です。



ワタクシ、初海外でございます。パスポート作るところから始めなければ。

主催者側から正式に出演決定の情報公開許可も得たので、こうしてみなさんにお知らせした次第でございます。

だがしかし。これには一つハードルがある。


次回ブログで続きを書きます。




  

Posted by THE YOU at 23:24Comments(4)イレイ
2016年03月07日

2016年the youからのお知らせ その2



the youからベースのKOZが脱退したのは前回ブログでお伝えした通りです。

今回は新たに加入してくれるベーシストの紹介をしたいと思います。その人物とは


お休み中のバンド、juderのドラマーでもある、田川さん


です。まじでか!!!っていうよりは、やはりという印象でしょう。実際、the you内でも後任には田川さん以外の名前は挙がらなかった。よし!思い切って彼にお願いしよう!ってよりは、どう考えても田川さんになっちゃうよね、他にそれ以上の存在、いないよね。そんな感じで絶大なる信頼感のもとオファーをかけたらサラリと快諾してくれました。ありがたい。


知らない人からすれば、ドラマーがベース弾くわけ?って思うでしょうが、彼は万能プレイヤー。しかも職業はギター教師なのです。更にリハスタも経営している。かなりの音楽馬鹿タレ野郎と見た。

もう少し掘り下げると、juderというバンドは、うち(the you)のギタリストである長田さんがギターボーカルを務めるかっちょいいバンド。田川さんはそこでドラムを叩いている。

元々juderはthe youと歳もキャリアもほぼ一緒で、音楽の好みもかなり近い。お互い社交的な性格ではなかったので、何回か対バンしたり同じイベントに出たりしたのに仲良くなるまでかなり時間がかかった。でも一度打ち解けるととことん仲良くなった。共同でレーベル立ち上げたろかいって話まで本気でした事もあったっけ(笑)懐かしい。

juderを知ってる人は、やはりあのエフェクターを駆使したギターサウンドがなんと言っても魅力だという印象は強いかもしれない。ですが僕は田川さんのドラムが実はかなり重要な存在だと感じていました。歌を大切にした叩きっぷりがとても気持ちよかった。それにコーラスが抜群に良い。






写真はjuder


ドラムであれだけの事が出来るのなら、ベースも大丈夫だろうという確信があり、去年こずえさんの代わりに一度ヘルプでお願いしました。限られたリハの中で田川さんはバッチリ仕上げてくれた。

考えてみると、うちのもう一人のギター、ズナリもドラマー上がりだし、the youにはドラマーが3人いる事になるのか。不思議な現象です。

田川さん自身の事をまだまだ紹介したいところなんですが、実は僕もガッツリ話したりコミュニケーションとるのはごく最近からなので、まだ書ける事があまりない。ラーメンクレイジーって事は知ってる。

という事で、the youは5年振りに野郎だけのバンドになってしまったわけですが、またまた良いメンバーか加わってくれたと実感しています。これからこの5人でレコーディング準備に取り掛かかります。でもその前にthe youにはこの夏、どデカいミッションがあります。the you史上最もスケールがデカい出来事を予定しています。

次回ブログはそのミッションについてぶちまけたいと思います。まさかこんな事になるとは。人生分からんもんです。






  

Posted by THE YOU at 21:35Comments(2)イレイ
2016年03月04日

2016年the youからのお知らせ その1





the youからお知らせしたい事が五つあります。どれも大事な話。今回から五回に分けてブログで発信していきます。

という事でまず一つ目。



the youのメンバーであるKOZがメインベーシストの座から退きました。

2011年から5年間、このバンドでベースを弾いてもらいました。



5年前、こずえさんにベースを弾いてもらいたいっていう僕の希望があり、宜野湾のモスバーガーに呼び出してお願いしました。

その時、こずえさんからの質問で、どういった活動をしていきたいのか?っていう事を問われたのを覚えてます。

所属していた事務所を辞めたばかりで、一からバンドを立て直すのが一番の目的だった僕(と仲本)。

とにかく固定のメンバーでスタジオリハを定期的に重ねて、誰からの介入も無く、思った通りのサウンドを固めたい。頭の中にある通りの曲を表現したい。

そう答えました。
the youの曲に興味を持ってくれていたこずえさんは、そんな曖昧な活動趣旨にOKしてくれた。とりあえずやってみようって感じだったと思います。

当時、スカイメイツを辞めてまだそんなに日が経ってなかったこずえさん。沖縄県内でベーシストとしてのオファーは今ほど多くなかった。でも、こずえさんは個人としてのベーシストの活動は制限する事無く続けていきたいと。それで良いならthe youでやりますと。

僕としても、the youだけに専念させるつもりも毛頭無かったし、むしろどんどんやってちょうだいと思ってました。言葉は悪いかもしれないが、それがthe youの宣伝にもなると思った。

いざ加入してもらうと、予想以上にこずえさんはthe youに時間を割いてくれた。おれも遠慮せずどんどんスケジュールを入れた。

ただやはり、あんな良いベーシストを周りが放っておくはずもなく、徐々にこずえさんはベーシストとしてのオファー、仕事が増えていった。それでもthe youのスケジュールはどうにかキープしてもらっていた。

しかし、側で見ていてぶっ倒れやしないかヒヤヒヤする程こずえさんはハードスケジュールをこなすようになっていった。年末なんか、本番の数、覚える曲の数はもう恐ろしかった。

次第に、the youのスケジュールにも影響が出始めた。どうしてもリハやライブに出られないという事が起こるようになってきた。もはやバンドに無くてはならない存在になっていたこずえさん。僕はそれなら、単発で違うベーシストにお願いしたり、リハが出来なくても本番でガツンと演奏出来るようにメンバー個人の意識を高めるように努めた。それはメンバーの結束を深めるという作用もあった。

リハ出来なかったから本番が上手くいかなかった。っていうセリフはthe youでは暗黙の了解で無しになった。

そんな時期を二年程続けていました。こずえさんはとても大変だったと思う。自分自身の為に使える時間はかなり少なかったでしょう。



去年後半ぐらいから、こずえさんのスケジュールを抑えるのが本格的に難しくなってきた。突発的に入ってきたオファーにはもう殆ど対応は難しく、通常のオファーでも厳しということが増えていた。それでもどうにかしようと調整し続けてもらった。でも同時に、the youの活動ペースを失速させてしまっているというこずえさんの苦しさは僕は凄く感じていました。

そんな感じで2015年を乗り切り、さあ2016。今年は新譜リリースという目標を掲げています。一月、二月と上手いことこずえさんもライブに参加出来て、やっぱり5人でステージに立つのはしっくりきました。一月のグルーヴでのライブ本番ステージ上で、今年初めて5人揃ってのあけましておめでとうの顔合わせをしたにも関わらず良い演奏が出来たのは、腹が熱くなる程しっくりきた。

そんな中ではありましたが、先日こずえさんと改めて話し合い、the youがこれからやっていきたい事とこずえさんの活動をどう折り合いつけられるか検討した結果、こずえさんはメインベーシストを退き、別のベーシストを探すという結論に至りました。

このままではお互いが気持ち良く活動出来なくなってしまう。それは何としても避けたい。

という理由で、こずえさんはthe youを離れます。ただ、またいつか単発で入ってもらう事もあるかもしれない。それにこれからも絶対現場で会うだろうしね。みなさんもステージで輝くこずえさんを見る機会は必ずあるでしょう。

the youはメンバーチェンジがこれまで何度もあったけど、喧嘩別れや気まずい脱退、ましてやクビとかは一度もない。バンドや個人の今後を考えた時、脱退するのがベストだという状況だと判断出来たからそうしてきました。本当は寂しいけどね。でもしょうがない。ダラダラ続けてもその先に幸せは無いんじゃないでしょうか。僕はそう思います。

フェイスブックなんかを見てたら、こずえさんはどんどん次のステージに突き進んでるもよう。the youも負けられないですね。いつかグラストンベリーの楽屋で、久しぶり!なんつって談笑出来る日が来るかなー(笑)

こずえさんありがとう。お疲れ様でした。









  

Posted by THE YOU at 22:40Comments(0)イレイ