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対馬の仏像、「日本に戻せ」と韓国政党が会見へ 「盗品返還しないと話にならない」
韓国の小政党「日帝・慰安婦・人権政党」は10日、長崎県対馬市の観音寺から2012年に盗まれ韓国に持ち込まれた同県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」について、韓国政府に日本への返還を求める記者会見を12日にソウルで開くと明らかにした。
政党側は「日本に謝罪と反省を求める(韓国の)立場として、盗品であることが明白な仏像を返還していないのでは話にならない」と主張している。同党は慰安婦問題などで日本政府に対応を求めている。
仏像をめぐっては、数百年前に日本に略奪されたとして所有権を主張する韓国の寺が、韓国政府に引き渡しを求める訴訟を韓国で起こしている。(共同)