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日本会議の研究 (扶桑社新書) 新書 – 2016/4/30

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商品の説明

内容紹介

「右傾化」の淵源はどこなのか?
「日本会議」とは何なのか?

市民運動が嘲笑の対象にさえなった80年代以降の日本で、めげずに、愚直に、地道に、
そして極めて民主的な、市民運動の王道を歩んできた「一群の人々」がいた。

彼らは地道な運動を通し、「日本会議」をフロント団体として政権に影響を与えるまでに至った。
そして今、彼らの運動が結実し、日本の民主主義は殺されんとしている。――

安倍政権を支える「日本会議」の真の姿とは? 中核にはどのような思想があるのか?
膨大な資料と関係者への取材により明らかになる「日本の保守圧力団体」の真の姿。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

菅野/完
著述家。1974年、奈良県生まれ。一般企業のサラリーマンとして勤務するかたわら執筆活動を開始。退職後の2015年より主に政治分野の記事を雑誌やオンラインメディアに提供する活動を本格させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


登録情報

  • 新書: 302ページ
  • 出版社: 扶桑社 (2016/4/30)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4594074766
  • ISBN-13: 978-4594074760
  • 発売日: 2016/4/30
  • 商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.8 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 41件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 22位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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形式: 新書 Amazonで購入
「日本会議」の名前を聞くようになって、すでに久しい。
だが、この組織を正面から取り上げた本は、なぜかなかった。
日々、これだけ大量の新刊本が出されているのに、不思議だった。
それが、やっと出た。だけど版元は扶桑社。
ただのヨイショ本かもとも思った。でも何か情報はあるだろうと読んでみた。
そして、予想は全くくつがえされた。実にまっとうな本だった。

人物取材、現場取材、資料の読み込み。論の展開も控えめで、ムリがない。
最初は小さな点にすぎなかったものが、結ばれて線になり、やがて面になる。
文章も力みがなく、共感を持って読むことができた。
内容については、他のレビュアーの方々が丁寧に書いておられるので触れません。

著者は「むすびにかえて」で、「なぜマスメディアは日本会議のことを書かないのだ」
という憤りが、取材・執筆の動機だったと書いている。
そして、日本会議は「速報性と正確性が命の大手メディアの仕事の範疇外なのだ」と自答している。
この著者はものすごくいい仕事をしたと思うが、この部分だけは違うと思う。
権力の中枢部分で、見えなくされているものを可視化してみせるのが、新聞の役割だと思うからだ。
新聞社のサラリーマン記
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形式: 新書
書店で購入しました。選挙前に必読ですね。 ある意味ロビイングの成功例?
なぜ急に緊急事態条項を政府も櫻井よしこたちも判を押したように言い始めたのか不思議に思っていましたがこの本を読んで納得しました。

反ジェンダーフリーを唱える団体にキャリアウーマンのはずの女性教授、元キャスター、女性議員が入りその思想を振りまく。少し考えれば自分の人生が否定されているというのがわかるものでしょうに。言葉で飾っているが根本は自分で考えず、指示に従っているだけとわかったのがとてもよかった。
冷静な筆致と緻密な調査に拍手を送ります。最後の方に書いてあった 老人になってもセクト的にまじめに学生運動をやっているという言葉に滑稽さと不気味さを覚えました。 学生運動といえば極左しか知らなかったので右翼側のことも知ることができ、勉強になりました。 どっちも似た者同士ですがやり方が上手でしたね。  

また、今回出版差し止め圧力について世間にすぐさらしたことも見事でした。メディアもこれを倣うべきじゃないでしょうか? 
こそこそ反政府的とされるキャスターを代えたりせず、この番組放映したら政府や団体に名指しでこう言われたと放送すればいいのにと強く思いました。 
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形式: 新書
寝る前に少しと思って読み始めたら、どんどん次が読みたくなって結局夜更かしして最後まで読んでしまった。
まさしく「巻を措く能わず」。本を読んでこんなに興奮したのは久し振り!
何にそんなに興奮したのか?

筆者は安倍政権の政策に大きな影響を与えている団体「日本会議」の中心となって活動している人たち、
すなわち、筆者の言う「一群の人々」の繋がりと来歴を追う。
そして、その人々の運動が現在から50年前の70年安保闘争の時代に左翼全学連に対抗した民族派学生運動に源を持つことを描きだす。

ここまで流れを辿るのに著者が渉猟したのは、その50年の間の新聞記事、書籍、学生運動や宗教団体のパンフレット、そして関係者の証言。
しかし、ここに至ってさらに大きな一つの疑問が浮かびあがる。

彼らの原点、「右傾化路線の深淵」から50年後の今になっても、なぜそれら一群の人々は運動のエネルギーを保ち、連携を取って活動し続けているのか。
なぜそんなことが可能なのか?なぜ彼らは同志の紐帯を維持し続けられるのか?

誰かがいるはずた。
運動に参加する人々の胸を熱くし続けるカリスマ性を持った人物が絶対いるはずだ。
そして、著者はマスコミなどの報道にはいっさい姿を
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投稿者 anon10 投稿日 2016/5/1
形式: 新書 Amazonで購入
 日本最大の右派組織であり、安倍政権の支持団体でもある「日本会議」について、著者は前線で活動する著名人たちではなく、後方の兵站を担う「一群の人々」に着目して調査を開始する。そして膨大な文献の蒐集・分析と関係者への取材を重ね、「一群の人々」がある宗教団体の元信者たちであることを突き止める。「日本会議」の本体は70年代初頭の右翼学生運動から発した団体であること、「一群の人々」はその団体の構成員であり、右翼学生運動の闘士たちであったことが明らかにされる。
 「一群の人々」は「日本会議」のほか、いくつかのラインに分かれて連動しつつ活動している。では、それらを統括している司令塔は誰か? 著者は1年以上の踏査の果てに、ある人物に行き当たる。第6章では、その人物の半生が開示される。7年に及ぶ病臥、信仰による病の克服の末に、著者が「神の子」と呼ぶその人物は27歳で大学進学を果たす。進学後の彼は、右翼学生運動のリーダーとして、カリスマ的な指導力で後輩学生たちを従えて行く。
 「一群の人々」は、大学を離れたあとも粘り強く運動を継続する。40年に及ぶ地道なデモ、署名活動、請願活動を積み重ね、遂には政権中枢に食い込み、憲法改正に王手をかけるまでになる。その中心には、いつも「神の子」がいた。様々な証拠と証言を検討したうえで、著者はそう推理している。
 こうして今や「日本会議」は
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