蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】角中、殊勲の逆転2点三塁打!2016年5月9日 紙面から
◇ロッテ4−3オリックスロッテが逆転勝ちで20勝に到達。2−3の8回に2四球などで2死一、二塁とし、角中が2点三塁打。先発の大嶺祐が2イニング3失点で降板したが、救援5投手が無失点でつないだ。松永は2年ぶりの白星。オリックスは好投の西が8回に力尽きた。 ◇ チャンスで苦虫をかみつぶすことが多かった男がうっぷんを晴らした。1点を追う8回2死一、二塁。ロッテの角中が値千金の逆転2点三塁打を放った。「不安だったけど結果が出て良かった」。直前までの得点圏打率は1割6分1厘。ここぞの場面で本来の勝負強さがよみがえった。 前の2打席で凡退したオリックス・西の内角真っすぐを狙い打った。「絶対、もう一回使ってくると思った。同じボールがくるのを待っていた」。その読みがズバリ的中。強振したバットから放たれた打球は右翼フェンスを直撃した。前日に突き指した右薬指の痛みも吹き飛ぶような一撃だった。 チームは12球団最多となる12度目の逆転勝ち。ソフトバンクと同着ながら1973年以来、43年ぶりのリーグ最速20勝に到達した。伊東監督は「土俵際まで追い込まれたけど、うっちゃったような試合だった。角中が久々にいい仕事をしてくれたね」とニンマリ。10日からは3ゲーム差で追う首位ソフトバンクとの3連戦(ヤフオクドーム)。一気に差を縮める気配がプンプンだ。 (小林良二) PR情報
|