トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

きょう先発の新垣、珍記録に挑戦? 100暴投にあと2

2016年5月10日 紙面から

通算1000奪三振&100暴投の記録がかかるヤクルト・新垣=神宮コブシ球場で(竹村和佳子撮影)

写真

 10日の広島戦(神宮)で先発するヤクルト・新垣渚投手(36)に『大きな』節目の記録がかかっている。史上144人目の通算1000奪三振まであと3つに迫っているだけではなく、史上3人目の通算100暴投まであと2つだ。

 暴投と言えば、投手には不名誉な記録だが、100暴投を超えているのは村田兆治(148暴投)と石井一久(115暴投)という偉大な2投手のみ。新垣も「それだけ長く使ってもらったと言うこと。名誉に思う」と苦笑い。

 逆に、勲章のはずの奪三振記録には「狙いません」ときっぱり。若い頃は三振を狙う投球スタイルだったが、今は「1球で打たせて取って、球数少なく、1人でも多く長いイニング投げる方が先発として大事なこと。ピンチなら三振も狙うけど、そのピンチをつくりたくない」という。

 昨年は15試合に投げ、70奪三振&リーグ最多15暴投。今季は2試合で10奪三振、1暴投。「三振を取りに行くと暴投にもなりやすい」と言うが、同じ試合で両方達成となれば史上初の珍事だ。 (竹村和佳子)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ