どこまで子どもに教えるべき?「世の中の残酷な真実やルール」4つ
みなさんはお子さんの教育で何か特別に気をつけていることはありますでしょうか?
世の中には、親であるあなたが子どもの時には経験しなかったような辛いこと、厳しいことも多くあふれています。特に近年では、子どもを取り巻く環境は、大きく変わってきています。
自分が子どもの頃に親から教えてもらわなかったけれども、社会に出て失敗や挫折を重ねて経験し学んだことが一杯あると思います。あなたはこれらの事を、自分の子どもに教えた方が良いのか、迷ったことはありませんか?
今回は『WooRis』の過去記事や海外の情報サイト『the Asian parent』などの記事を参考に、子どもにきちんと教えるべき“世の中の残酷な真実やルール”を4つお伝えします。
■1:世の中の全員から好かれることは出来ない
あなたがいくら相手のことが好きであっても、その相手が、あなたのことを好きとは限りません。また、あなたが世の中の人全員から好かれることなど出来ません。
こうしたことも大人であれば、当たり前に感じるかもしれませんが、子どもにとっては受け入れ難いことかもしれません。
それでも、人間はみんなそれぞれが違うから社会が面白いのだ、ということを教えてあげてください。
■2:人生は平等ではない
これは大人でも、なかなか受け入れ辛いかもしれません。
とはいえ、みなさんもよく認識しているように、人生は決して平等ではありません。こうした事実は、実は子どもの時から存在していますよね? もちろん、子どもがこうしたことを認識しているとは限らないのですが……。
人生は平等ではない。しかし、だからと言って、努力を諦めてはいけない。
子どもの年齢によっては、ちょっと厳しいことというより、難しいことかもしれませんが、こうしたことも教えてあげてください。
■3:世の中には悪い人が存在する
世の中には悪い人が必ず存在します。自衛のためにも、これも子どもには教えておくべきことかもしれません。
人を傷つけたり、騙したり、裏切ったり、人の物を盗んだり……。こうしたことをする人間は必ず存在します。
しかし世の中は面白いことに、悪い人間が存在するのと同じように、多くの良い人間も存在します。世の中には、このような両タイプの人間がいることを教えておくと良いでしょう。
■4:悲しいことは避けて通れない
例えば、友達に裏切られたり、親しい人の死に直面したり、仕事がうまくいかなかったり、努力が報われなかったり……。
この手の辛いことは、必ず誰にでも起こりうることです。長い人生では、必ずこうしたことが起こるものなのです。
子どもに、ぜひ教えておきたいことは、こうした悲しい出来事に出会った時に、“いかにそれを克服していくか?”“いかにそうしたことと折り合いをつけていくか?”ということであり、いかにこうした悲しいことに遭遇しないようにするか、ということではないのです。
時にこうした挫折は、もちろんその時は辛いかもしれませんが、必ず子どもを大きく成長させてくれるでしょう。逃げることを教えるよりも、向き合いかたを教えてあげてください。
以上、子どもにはきちんと教えるべき“世の中の残酷な真実やルール”でしたがいかがだったでしょうか?
子どもの年齢によっては、難しいこと、教えるにはちょっと早いこと、などもあったかもしれません。
ただ、世の中は思い通りにはならず、そして楽しことばかりではない、ということは少しづつ教えてあげてもいいでしょう。
(ライター 吉田和充)
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【参考】
※ 6 Hard life lessons you should teach your kids - the Asian parent
【画像】
※ Martin Novak / Shutterstock