遺伝子組み換え植物 大学の敷地で見つかる 奈良
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奈良県生駒市にある奈良先端科学技術大学院大学で、適切な管理が義務付けられている遺伝子を組み換えた実験用の植物が屋外の敷地にまとまって生えているのが見つかりました。大学は「すべて取り除き、生態系などへの影響はない」と説明しています。
奈良先端科学技術大学院大学によりますと、屋外の敷地で見つかったのは、実験用に遺伝子が組み換えられたアブラナ科の植物「シロイヌナズナ」です。
ふだんは研究用の温室で育てられ管理されていますが、先月20日、学生が温室の外の敷地で見つけたということです。
大学は生えていたおよそ290株を除草剤で取り除き、周りの土も回収したということです。
大学はこの植物はほかの場所では見つかっていないため、周辺に広がった可能性は低く、生態系や人体への影響はないと説明しています。
遺伝子が組み換えられた生物は、法律で適切な管理が義務付けられていて、大学は「温室の外で見つかったことは申し訳ない」としています。
大学は研究用の温室に入った人に種が付着し、外に運ばれた可能性があるとして、調査委員会を設け再発防止策を検討することにしています。
ふだんは研究用の温室で育てられ管理されていますが、先月20日、学生が温室の外の敷地で見つけたということです。
大学は生えていたおよそ290株を除草剤で取り除き、周りの土も回収したということです。
大学はこの植物はほかの場所では見つかっていないため、周辺に広がった可能性は低く、生態系や人体への影響はないと説明しています。
遺伝子が組み換えられた生物は、法律で適切な管理が義務付けられていて、大学は「温室の外で見つかったことは申し訳ない」としています。
大学は研究用の温室に入った人に種が付着し、外に運ばれた可能性があるとして、調査委員会を設け再発防止策を検討することにしています。