同族経営はトップの引き際が特に難しいといわれる。通販大手のジャパネットたかた（長崎県佐世保市）創業者の高田明氏は、30代の息子に社長を交代すると同時にすべての役職を離れた。一身二生を掲げる高田氏は次の道に向かって歩んでいく。
甲高い声の独特の語り口が聞けるのも、あとわずかだ。「ジャパネットたかたの顔」として、20年以上同社のテレビショッピングに出演してきた高田氏は、番組からの引退を表明。2016…
2016年5月10日（火）
同族経営はトップの引き際が特に難しいといわれる。通販大手のジャパネットたかた（長崎県佐世保市）創業者の高田明氏は、30代の息子に社長を交代すると同時にすべての役職を離れた。一身二生を掲げる高田氏は次の道に向かって歩んでいく。
甲高い声の独特の語り口が聞けるのも、あとわずかだ。「ジャパネットたかたの顔」として、20年以上同社のテレビショッピングに出演してきた高田氏は、番組からの引退を表明。2016…
高田明、ジャパネットたかた、撮影スタジオ、トップ
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
継がなければよかった――。同族企業を事業承継したものの、抱える課題の大きさに頭を抱える後継者は少なくない。深中メッキ工業（東京・墨田）社長の深田稔氏もかつてその一人だった。トラブルの連続に承継を後悔…続き （4/27）
同族企業では後継者が円滑に事業承継できなかった結果、ファミリーによる経営が行き詰まることがある。スーパーホテル（大阪市）会長の山本梁介氏は家業を引き継いだ後、短期間で閉じた。それでもファミリーの培っ…続き （4/13）
日本文化をさまざまな面で支える京都のものづくり企業。その事業承継においては、後継者の母と妻が果たす役割が大きい――。伝統産業を中心とした京都の製造業に対するアンケート調査で、事業を永続させるポイント…続き （3/23）