地震で避難所になっている熊本市の小学校で6日、男女24人が、嘔吐(おうと)などを訴え、病院に搬送されたのは、提供された昼食による食中毒が原因とみられることがわかった。
6日午後、熊本市中央区にある城東小学校の避難所で、小学生から80代までの男女24人が、嘔吐などをして、病院に運ばれた。
一時、18人が入院するなど、治療を受けたが、現在は全員が快方に向かっている。
発症した人たちは、その直前に、昼食として提供された、おにぎりや野菜炒め、サラダなどを食べていたということで、熊本市保健所では、食中毒とみて、くわしく調べている。
避難所のボランティアは「おにぎりが少し、味と食感がおかしかったので、(原因は)あれかなと思います」と話した。
7日の熊本市の予想最高気温は26度で、保健所では、気温が上昇すると、食中毒が起こりやすくなるとして、避難所での衛生管理の徹底などを呼びかけている。 (テレビ熊本)