熊本地震 宅地の「危険」判定は1700か所余
一連の地震では、建物に加えて宅地にも亀裂が入るなどの大きな被害が出ています。熊本県によりますと、これまでの調査では益城町や西原村などの1700か所余りで立ち入りが「危険」と判定されたことが分かりました。
熊本県によりますと、建物の危険性とともに宅地の危険性を判定する「被災宅地危険度判定」が、8日までに、震度7の激しい揺れを観測した益城町や西原村など6つの市町村の合わせて1万2000か所余りで行われました。
その結果、宅地を囲う擁壁が大きく壊れるなどして立ち入りが「危険」と判定されたのは1749か所に上ったほか、立ち入り時間を制限するなど十分な注意が必要な「要注意」は1203か所、影響は見られるものの当面は防災上問題はないとされる「調査済み」は505か所でした。
市町村別に見ますと、「危険」と判定された宅地は益城町が965か所と最も多く、次いで西原村が345か所、熊本市が304か所などとなっています。
県によりますと、判定を終えたのはまだ一部で、被害は今後さらに増える可能性があるということです。
益城町で判定を行った姫路市の担当者は「これから梅雨のシーズンに入るので、『危険』と判定された所のほか、見た目で危険な所にも近づかないでほしい」と話しています。
その結果、宅地を囲う擁壁が大きく壊れるなどして立ち入りが「危険」と判定されたのは1749か所に上ったほか、立ち入り時間を制限するなど十分な注意が必要な「要注意」は1203か所、影響は見られるものの当面は防災上問題はないとされる「調査済み」は505か所でした。
市町村別に見ますと、「危険」と判定された宅地は益城町が965か所と最も多く、次いで西原村が345か所、熊本市が304か所などとなっています。
県によりますと、判定を終えたのはまだ一部で、被害は今後さらに増える可能性があるということです。
益城町で判定を行った姫路市の担当者は「これから梅雨のシーズンに入るので、『危険』と判定された所のほか、見た目で危険な所にも近づかないでほしい」と話しています。