バス転落 ブレーキ踏み遅れなどが事故につながったか
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15人が死亡した長野県軽井沢町のバス事故で、警察が国土交通省の監視カメラに映っていたバスの映像を詳しく分析した結果、バスのブレーキランプが事故現場のおよそ120メートル手前までついていなかったことが警察への取材で分かりました。警察は、運転手がブレーキを踏むのが遅れたことなどが事故につながった疑いがあるとみて、さらに詳しく調べています。
ことし1月、軽井沢町の碓氷バイパスでスキーツアーのバスがセンターラインを越えて道路脇に転落し、乗客の大学生13人と乗員2人の合わせて15人が死亡、残る乗客26人全員が重軽傷を負いました。
警察のこれまでの調べで、バスは事故現場のおよそ1キロ手前から始まる下り坂を加速し続け、時速96キロに達して転落したことが分かっています。
警察はその後、同じ型のバスを夜間に走らせてブレーキランプのつき方などを検証したうえで、事故現場の250メートル手前に設置された国土交通省の監視カメラに映っていたバスの映像を詳しく分析しました。
その結果、監視カメラの映像の冒頭、バスの後部で点灯していたのはテールランプで、ブレーキランプは現場からおよそ120メートル手前までついていなかったことが、警察への取材で分かりました。
警察は、バスが下り坂で加速し続けていたにもかかわらず運転手がブレーキを踏むのが遅れたことなどが事故につながった疑いがあるとみて、さらに詳しく調べています。
警察のこれまでの調べで、バスは事故現場のおよそ1キロ手前から始まる下り坂を加速し続け、時速96キロに達して転落したことが分かっています。
警察はその後、同じ型のバスを夜間に走らせてブレーキランプのつき方などを検証したうえで、事故現場の250メートル手前に設置された国土交通省の監視カメラに映っていたバスの映像を詳しく分析しました。
その結果、監視カメラの映像の冒頭、バスの後部で点灯していたのはテールランプで、ブレーキランプは現場からおよそ120メートル手前までついていなかったことが、警察への取材で分かりました。
警察は、バスが下り坂で加速し続けていたにもかかわらず運転手がブレーキを踏むのが遅れたことなどが事故につながった疑いがあるとみて、さらに詳しく調べています。