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時間の「早い遅い」について

 投稿者:小町  投稿日:2011年 5月28日(土)14時16分38秒
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  ひさしぶりに投稿させていただきます。また、よろしくお願いします。
シマンテック社のホームページを見ていたところ、こんな文章に出会いました。夏時間の発動による時刻のズレについて書いてあるものです。

Symantec i3 products take their time from a JRE package which is distributed with the products. The current distributed JRE package is not updated with the new date change. Therefore, the start and end time of the performance data will be off by 1 hour (for 2 weeks) during the new extended Daylight Saving Time. That is to say, instead of showing the correct time for the activities, the time that will be used is 1 hour later than the real time. During the overlap period between the original DST period and the new DST period, the times will appear correctly.

この文章の後半に、新しい製品で用いられる時刻は実際の時刻より1時間遅いとあります。ですが、これは夏時間に設定するのですから、1時間早いというのでないとつじつまがあいません。1 hour later than the real time を「1時間早い」と読めるのでしょうか。あれやこれやと考えていて頭が混乱してきてしまい、お力をお借りできればと思い、おうかがいするしだいです。
 
    (管理人) 小町さんも基礎語彙の解釈を誤ることがあるのですね。the time is 1 hour later than the real time は「時計の針を1時間進めている」の意です。late は「基準となる時を過ぎて時間が経過している」という意の語です。たとえば、I was late. といえば、「約束した待ち合わせ時間を過ぎて時間が経過した」ですから「遅れた」となります。lately は「過去のある時点を過ぎて時間が経過した」ですから、過去から出発して現在に近づきつつある時点を指し示します。おたずねの one hour later than the real time も、「実際の時刻より1時間多く時間が経過している」ですから、「1時間、時計が進んでいる」となります。late を「遅い」「遅れる」「後」という日本語だけで覚えているとつまずきますよ。

 
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