男性刺殺事件 母親の遺体発見 息子を殺害後に自殺か
k10010513451_201605091225_201605091225.mp4
8日夜、新潟県三条市の住宅で50歳の男性が刃物で刺されて死亡しているのが見つかり、行方が分からなくなっていた73歳の母親が、9日朝早く、近くの用水路で遺体で発見されました。
自宅からは遺書のようなものが見つかり、警察は、母親が家に閉じこもりがちだった息子を殺害後、自殺を図ったとみて状況を詳しく捜査しています。
自宅からは遺書のようなものが見つかり、警察は、母親が家に閉じこもりがちだった息子を殺害後、自殺を図ったとみて状況を詳しく捜査しています。
8日午後8時ごろ、三条市西本成寺の住宅で、この家の無職小林千浩さん(50)が2階の和室で首などを刃物で複数回刺され、死亡しているのを帰宅した弟が見つけました。
部屋からは凶器とみられる血の付いた刃物が見つかり、警察は殺人事件とみて連絡が取れなくなっていた73歳の母親の行方を捜していました。その結果、9日午前5時ごろ、自宅からおよそ1.5キロ離れた農業用の用水路の水の中で死亡しているのが発見されました。
警察の調べによりますと、母親と弟の3人で暮らしていた小林さんは、長い間、自宅に閉じこもりがちだったということで、付近の人は母親から悩みなどの相談を受けていたということです。自宅からは謝罪や事件の関与をほのめかす遺書のようなものも見つかっていて、警察は、母親が息子を殺害後、自殺を図ったとみて状況を詳しく捜査しています。
部屋からは凶器とみられる血の付いた刃物が見つかり、警察は殺人事件とみて連絡が取れなくなっていた73歳の母親の行方を捜していました。その結果、9日午前5時ごろ、自宅からおよそ1.5キロ離れた農業用の用水路の水の中で死亡しているのが発見されました。
警察の調べによりますと、母親と弟の3人で暮らしていた小林さんは、長い間、自宅に閉じこもりがちだったということで、付近の人は母親から悩みなどの相談を受けていたということです。自宅からは謝罪や事件の関与をほのめかす遺書のようなものも見つかっていて、警察は、母親が息子を殺害後、自殺を図ったとみて状況を詳しく捜査しています。
「我慢強い人 ため込んでいたか」
母親と50年来の友人だという近所の女性は「長男が働かないから仕事をしている次男が家の犠牲になってかわいそうだといつも言っていた。どうしてこんなことになったか分からないが、母親は我慢強い人だったからため込んでいたのではないか」と話していました。
また近所に住む男性は「小林さんはずっと引きこもりみたいな状態だった。中学を卒業して勤めてもすぐに辞めるようなことで、5年ぐらい前に亡くなったお父さんも心配していた」と話していました。
また近所に住む男性は「小林さんはずっと引きこもりみたいな状態だった。中学を卒業して勤めてもすぐに辞めるようなことで、5年ぐらい前に亡くなったお父さんも心配していた」と話していました。