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【ビジネス解読】韓国パクリビジネスがついに限界を迎えた!「サムスンや現代自動車も崩壊してしまうのでは」と危惧する声も

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【ビジネス解読】
韓国パクリビジネスがついに限界を迎えた!「サムスンや現代自動車も崩壊してしまうのでは」と危惧する声も

セールの看板が立つソウル市内のショッピング街。さえない韓国経済は1~3月期GDPで民間消費が前期比0.3%減と1年ぶりに減少した(AP) セールの看板が立つソウル市内のショッピング街。さえない韓国経済は1~3月期GDPで民間消費が前期比0.3%減と1年ぶりに減少した(AP)

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 さらに、サムスン電子や現代自動車などの存在感が強く光る影で、韓国には中国同様の“ゾンビ企業”も累々と放置されいる。造船や鉄鋼、海運など中国の競争にさらされている業種が中心とされる。韓国銀行などによると、営業利益から銀行融資の利益も返せないゾンビ企業(限界企業)は14年末時点ですでに外部監査対象企業2万7995社の14.4%に上る。企業経営情報サイトの「CEOスコア」は韓国の大企業10社のうち1社はゾンビ企業と分析しており、世界経済の減速でその割合はさらに増えている可能性もある。

 こうした状況について、中央日報など韓国大手紙は、財閥や雇用などへの配慮、「大きすぎて潰せない」といった及び腰から政府が問題を先送りし、構造調整の機会を逃してきた結果だと批判。総選挙の結果を踏まえ、与野党が協力して改革に当たるべきだと主張している。財閥の牽引に頼った経済運営は限界だということなのだろう。

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