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【ビジネス解読】
韓国パクリビジネスがついに限界を迎えた!「サムスンや現代自動車も崩壊してしまうのでは」と危惧する声も
だが、サムスンが堅調でも韓国経済はさえない。韓国銀行(中央銀行)が4月26日発表した16年1~3月のGDP成長率(速報)は実質で前期比0.4%増だった。伸び率は前期の0.7%増から減速し、3四半期ぶりに0%台前半にとどまった。サムスンや鉄鋼大手のポスコなど、韓国の30大企業は昨年、投資を18%増やす一方で、人員削減によってグループ従業員が金融危機以降、7年ぶりに減少に転じたと朝鮮日報は指摘している。その設備投資も1~3月GDP速報では5.9%減と落ち込む始末。韓国の3月の青年失業率(15~29歳)は11.8%と1999年の統計開始以来、最悪だ。
そもそも、サムスンが主力とする半導体やスマホの事業は、多くの労働力に頼らない装置産業。鉄鋼や造船、建設などに比べて雇用創出力は大きくない。生産拠点のグローバル化・現地化が進む中で、日本では電機産業の輸出・国内雇用の牽引力がかつてに比べて弱まっていることを考えれば、サムスンの世界で稼ぐ力が、いつまでも韓国経済全体を潤すわけではないことに気付くはずだ。
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