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【ビジネス解読】韓国パクリビジネスがついに限界を迎えた!「サムスンや現代自動車も崩壊してしまうのでは」と危惧する声も

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【ビジネス解読】
韓国パクリビジネスがついに限界を迎えた!「サムスンや現代自動車も崩壊してしまうのでは」と危惧する声も

セールの看板が立つソウル市内のショッピング街。さえない韓国経済は1~3月期GDPで民間消費が前期比0.3%減と1年ぶりに減少した(AP) セールの看板が立つソウル市内のショッピング街。さえない韓国経済は1~3月期GDPで民間消費が前期比0.3%減と1年ぶりに減少した(AP)

 一方、中央日報によると、今年3月まで15カ月連続の前年割れとなった過去最長の輸出不振を踏まえ、最大の貿易相手国、中国の状況を視察したKOTRAのキム社長は、中国経済の状況をみると短期的な輸出回復は容易ではないと分析。「中国の成長に無賃乗車してきた輸出戦略を思い切って変えなくてはいけない」と述べた。

 2人の発言に「何をいまさら」と思う人も少なくないだろうが、韓国経済に貢献してきただろう“身内”からの「模倣体質」「無賃乗車」との手厳しい声が噴出してきた理由を考えてみた。

                 ◇

 韓国は輸出の4分の1が中国向けだが、3月(速報)は前年同月比で対中国が12.2%減と米国(3.8%減)や日本(3.6%減)と比べて落ち込みが大きかった。中国経済の減速が主要因だが、それだけではない。韓国の未来創造科学省によると、2012年に1.9年だった中韓の技術格差は14年に1.4年に縮まった。中国は部品や素材などの中間財の技術力向上に取り組み、国産比率を高めている。韓国貿易協会によると、対中輸出に占める中間財の比率は2000年の84.9%から15年には71.8%に低下したという。なるほど、中国からみると韓国から買いたい製品が年々減っているということだ。

新規分野へ乗り出し、サムスンはまだまだ元気な様子だが…

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