記事詳細
【ビジネスの裏側】
なかなか絶滅しないガラケー…首位パナが次々新機能、スマホより優位に立つ?
とはいえ、多機能を売りにするスマホとは異なり、操作の容易さが重視されるガラケーでは機能の拡張にも限界があるため、各社の独自性が打ち出しにくい。
「法人、個人ともに同じ会社のガラケーを使い続ける傾向があり、シェアを伸ばすのが難しい」(業界関係者)という事情もある。
もちろん、各社もただ手をこまねいているわけではない。パナソニックはみまもりサービスを一人暮らしの高齢者らの安否確認に利用してもらうと、自治体などに売り込みをかける。
何とか生き残ったガラケーはいま、独自の“進化”の方向性を模索している。