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『正しい日本語』という観点から見る憲法改正の必要性

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個人的には、今ここにきても「憲法の改正は反対!」と叫び続ける人たちがいることにはさすがに違和感を感じずにはいられません。

『未来永劫、変えなくてもいいもの』

なんてものはこの世の中にはほぼ存在していないはずです。憲法も同じです。時代に合わせて、民主主義国家のルールにのっとって、ちゃんと適応させていくことこそ、先進国の国民の務めです。逆に、今でも「憲法の改正に反対する!」と叫ぶ方々は、なんだかんだと理由をつけて「変化する恐怖から逃げている」だけではないでしょうか?
その気持ちをすべてわからないとは言いません。しかし、その姿勢は未来の…特に将来の日本を生きる子供たちへの「裏切りの姿勢」であることを自覚すべきだと思います。

今、変えねば。
今、改善しておかなければ。

結局、どうしようもなく追い詰められてから子供たちが大人になって困る国家になるだけです。それは子供たちへの責任ある大人の対応と言えるのでしょうか?もちろん、かねてから申し上げている通りで、私の主張は
「とりあえず、ちゃんと議論してみんなで考えよう」
というものです。これも何度も書いている話ですが、私は「全文変わらなくてもいい」と考えています。みんなで投票した結果「やっぱりこのままでいこうよ」となるのであれば、私は全く問題ないともいます。

問題は「考えもしなかったこと」だと思っています。

戦後70年。
こんなに時間がたっているにもかかわらず、日本は立ち止まったままでした。適当な言い訳を繰り返し、ごまかしを続けました。先進諸国に住む国民としてとても恥ずかしい態度だと思っています。

さて、では私がもし憲法の文章を変えることが出来るとした場合…どこをどんな風に変えるのか?という質問が来ました。これには明確にお答えします。

全文書き換えますね。私なら。

と、言うか、皆様に本音の部分で聞きたいのですけれど、本当にこの憲法の文章を読んだうえで、本気で、本音で「このままの文章でいい」と考えてらっしゃるのでしょうか?アナウンサーとして明確に断言します。今の日本国憲法の文章ですが…

完全に落第点です。

これはもう、はっきり申し上げてしまいますが「日本語」として、体をなしていないのです。全文書き換えますね。私なら。


憲法9条など、日本語として破たんしている

例えば、問題だ~問題だ~と言われている9条を見てみましょう。

1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


これはですね…私たちアナウンサーに言わせれば「主語の設定が出来ていない」状態と言います。
私たちはテレビで話をするときに、この話の「主語」は何か?を正確に設定することを心がけています。テレビって、一回見て流れているメディアなのです。少しでも分かりにくい部分や適当にごまかしている部分があると、話がモヤッとしてしまうのですね。

例えば、去年散々盛り上がった安保法案の審議の話。
政治家の皆さんは適当に「日本は~」「日本の安全は~」「日本の立場では~」と口々に言っていたのですが、アナウンサーの入社試験や研修であんな子供のような話をしていた場合、クビになります。いや、クビにまではならなかったとしても、人格を否定されるところまで注意されます。「論外だ」と。

理由は先ほど申し上げた通りで「主語の設定」が曖昧だからです。

「日本」って何でしょう?
日本国民のことを指すのでしょうか?
日本経済のことを指すのでしょうか?
世界の中から見た日本のことでしょうか?
日本国内のことでしょうか?
アメリカから見た日本でしょうか?
中国から見た日本でしょうか?

全部違うのです。全部全く違うのに、「日本はぁ…」と話し始めているんです。こんな話し合いは小学生の終わりの会レベルです。結論なんて出ません。まとまりもしません。だって、最初の「主語」が曖昧なのだから。
ちなみに「主語の設定」は皆さんも少し意識されれば、会合の司会をするときなど、参考になります。話がまとまらないときは、たいていこの「主語の設定」がうまくできていないと思っておいてください。アナウンサーのうんちくでした。

話を戻しますが、9条は「戦争」に対して書いている、と記されているんですが、はっきり言って小学生の作文以下です。

「戦争」ってどういう戦争のことを指しているんでしょう?
日本が仕掛ける「侵略戦争」のことでしょうか?
日本が一方的に攻撃される「防衛戦争」のことでしょうか?
それとも、アメリカが戦っている戦争に参加する「参加型の戦争」でしょうか?

全然明記されていないのです。全く別のものなのに、ざっくりと「戦争は」と書かれているので、何が何だかわからない文章になっています。なので、各人が好き勝手に「設定」をしてしまって、アーダコーダと好きに話し合っているんですけれど…

そもそも、9条なんて欠陥文章なんです。アナウンサーである私に言わせれば。

こんな文章、直して当然です。「侵略戦争はしない」とはっきり書くべきです。しかし「防衛戦争はしなければいけない」と書くべきです。当たり前なんだから。その上で「防衛のために自衛隊を保持する」と明記すべきです。でなければ、憲法学者の66%が「自衛隊の存在は違憲だ」って言ってるんだから。

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