熊本地震対応の補正予算案 17日に成立見通し

熊本地震対応の補正予算案 17日に成立見通し
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自民党と民進党の国会対策委員長が会談し、熊本地震に対応するための今年度の補正予算案について、今月16日に衆議院で、翌17日に参議院で採決を行うことで合意し、補正予算案は17日に成立する見通しとなりました。
自民党の佐藤国会対策委員長と民進党の安住国会対策委員長は9日午後、国会内で会談し、政府が今週13日に国会に提出する熊本地震に対応するための今年度の補正予算案の審議日程を協議しました。
この中で、佐藤氏は「一刻も早く執行できるように速やかな成立をお願いしたい」と述べたうえで、今月16日に衆議院の予算委員会で審議し、その日のうちに本会議で採決を行うのに続き、翌17日には参議院でも採決を行いたいと提案し、協力を求めました。
これに対し、安住氏も「熊本地震に関係する予算案であれば協力したい」と応じ、補正予算案は今月17日に成立する見通しとなりました。
また会談では、熊本地震への対応を優先するため先月開催が見送られた、安倍総理大臣と民進党の岡田代表らによる党首討論を今月18日に開くことでも合意しました。